StingのDVDを観た。9.11に行われたイタリア・トスカーナのプライベート・コンサートのDVDだ。
All this time.
2001年9月11日朝。自爆攻撃を計画した実行犯グループがアメリカの旅客機4機をハイジャックし、ニューヨークの高層ビルと米国防総省に突入した。その時のコンサートの様子だ。
ミュージシャンたちは、歌えない・演奏できないとつぶやく。皆で話し合って、自分たちにできること。一曲だけ演奏しようということになった。
フラジャイル。
壊れやすいと言う曲だ。
今また、ロシアのウクライナ侵攻で、多くの人々が怒りと無力感を感じている。人のはかなさ暴力の非道さ。爆撃の恐怖におののく市民の様子がテレビ映像で流れ、ある男の子が、被害に遭っている自分たちのことを忘れないでほしいと訴えていた。
こうした惨事は歴史の中で嫌というほど繰り返されてきた。核兵器を頂点に、人間は恐ろしい武器を作り出してきた。
♪身体と鋼が一つになった時、血が流れ
That nothing comes from violence And nothing ever could♪
人間はもろい。
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