静かに寄せてみる雨が伝う時の想い

 
 

【撮影地】横浜市中区新港2（汽車道）（2008.5月撮影）
【撮影地】横浜市西区みなとみらい2-2-1（ランドマークタワー）（2008.5月撮影）
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雨で思い出すのは、“シェルブールの雨傘”(原題 “LES PARAPLUIES DE CHERBOURG”　1962年 ジャック・ドゥミ監督作品、カトリーヌ・ドヌーヴ主演)
港町シェルブールを舞台にアルジェ戦争を背景にした悲恋映画だった。たしか、最初にこの映画を観たのは小学生の時なのだが、カトリーヌ・ドヌーヴを見て「こんな綺麗な人がいるのか」と思ったことを記憶している。そして、大人の世界とは、どんなに悲しみに満ちたものなのだろうかと・・・・・・。
映画でカトリーヌ・ドヌーヴは、最初は16才という設定。幼かったぼくからすれば、少女というよりもむしろ大人に見えたのだろう。
戦争によって引き裂かれる二人。恋人同士の語りを奏でる主題曲の切なさ・憂愁・美しさ。いまでもこの曲を聴くと、あの時に感じた切なさと痛みが甘くよみがえってくる。