決して国会の採決に関する話じゃないです。
会社での成人病健康診断における採血の件。
例年、健康診断の時、採血は看護師の方が2名体制だった。
すなわち、身体検査(身長・体重)、血圧測定、採血、超音波検査、心電図、問診、胃部レントゲンと検査は続くのだが、採血、超音波検査に時間がかかり、検査の流れのボトルネックとなるので、この2つの検査は2人で手分けする2ライン検査工程になっていた。
ところが、今年、採血は一ラインのみ。案の定、渋滞が発生していた。
したがって、採血待ちの時間が長く、暇なので検査ラインの動向をじっくり観察した。以下に調査結果を述べる。
(採血速度の個人差について)
採血のとき試験管にたまるスピードが遅い人は血液がドロドロの状態なのかとも思ってしまうが、スピードは単に血液量の問題。
おおよその傾向として身体の大きい人ほど早い。
ただし、身体が大きいと、腕の動脈を見つけるのが大変な事ので、必ずしも身体が大きいと速いとは限らない。
また、人間というものは、血を見ると本能的に血管を細くして失血を抑制する働きがある。血を見ると貧血を起こす人などがこれだ。
こういう人は総じて採血速度が遅い。ほとんどの人がこれ。
一方、血を見るとアドレナリン分泌を促進する人もいる。闘争本能が防衛本能よりも勝っているタイプ。
真空採血管に音がでるほど勢いよく噴出する。・・・ひょっとして、ぼくがそう?
・・・などなど、受診者の身体的な要因がラインスピードを決めているので、けっして看護士さんの技量によるものではないことを理解すべき。
ただし、以下の看護士さんの技量にも多少影響されることはある。
・血を吸えそうな血管の見極め(アセスメント)。
・スピッツ(試験管)の差し替えのときに固定が十分でなく、ぶれてしまい次のが採れなくなる。
・血管が脱水気味、スピッツも陰圧が強く、その結果血管がつぶれてしまって血液がひけなくなった時の対処。
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