ポルトガル語のコンフェイトが語源の金平糖。関西ではコンペントウと言うらしい。
金平糖の作り方は、砂糖の蜜を振りかけては鍋の中で転がして乾かして、という作業を延々と繰り返し、2週間もかけてあの大きさの金平糖を作る。
そのギザギザの形状は、核となるイラ粉(新引粉:炒ったもち米の粉)を鍋で転がす際に、蜜が乾いて付きやすくなる部分ができ、それが大きくなってイガとなるらしい。
金平糖にはレシピがないといわれる。その日の気温や湿度によって、「ドラ」と呼ばれる斜めに傾いた回転する大きな鍋を加熱する火力や、振りかける糖蜜の量を細かく調整する。
この作り方を職人が体で覚えていくのだそうだ。一人前の職人とんるには、20年もの修行が必要とのこと。
和の美の一品。
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