オリンピック開催まで3カ月を切った。ワクチン接種もままならない状況で、いまだに中止の決定をできないでいる。
一個人ファンのしては、競泳・池江璃花子さんのメダル獲得のニュースに酔いしれた気持ちもやまやまだが、その一方で、多くの人の感染を目の当たりにするであろうことに危惧している。
冗談抜きで、入院することもできずに自宅で死を待つ人々であふれることだろう。病院では、十分な治療を施せずにただ死を見守ることしかできない。実際に、今、インドではそうした状況であるという。
日本も、緊急事態宣言下、多くの人々の努力で感染が抑えられているものの、緊急事態宣言が解けた瞬間に人々の動きが戻り、リバウンドの大波が押し寄せてくる。
ネットには、池江璃花子さんにオリンピックの辞退を期待するような意見があったが、彼女の気持ちを考えるとそれではあまりにも彼女が気の毒だ。オリンピックの中止を訴えるのなら正々堂々と自分で意思表示すればいい。代弁してもらう必要はない。
だが、政治家は別だ。国民の意見をいつも味方にできる彼女はやってくれると期待したい。がんばれ。
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