最近のお気に入り〔伊藤園ベルガモット&オレンジティー〕。・・・美味いです、コレ(^-^)v
ベルガモットとは、ミカン科の常緑低木樹の柑橘類でイタリア原産。柑橘系の香りだが、甘すぎず、軽くもなく重くもなく、それでいて印象深い不思議な香りだ。紅茶のアールグレイにはこのベルガモットが香りづけに使われている。
夜明け前の稲毛海岸から佐倉街道へ。房総半島横断。長距離走行の心地よい疲れを、しえとで頼んだアールグレイから立ちのぼるベルガモットのやさしい香りが癒してくれた。
ベルガモットは「イタリア原産」と書いたが、正確にはコロンブスがカナリア諸島で発見し、スペイン、イタリアに伝えたものだ。そのDNA解析の結果から、ダイダイとマンダリンオレンジの交雑種であると推定されている。
このベルガモットの香りが印象的な男性用のコロンに、「4711ポーチュガル」がある。「4711」製のコロンだ。
1792年、ミューレンス社の創始者ウィルヘルム・ミューレンスは、ファリナという名の修道士から婚礼祝いにアクア・ミラビリス(奇跡の水)のレシピを授かった。最初は風邪薬として服用されたりもしたが、悪臭が病気の原因との考えから、18世紀の人々の生活においては悪臭を遮断することが重要で、その目的にも用いられた。
1810年にナポレオンがすべての医薬品の処方の開示を求めた時、ウィルヘルム・ミューレンスはようやく内服用ではなく、外用に用いられるべきと宣言し、世界初のオーデコロン「4711ポーチュガル」の誕生と相成った。(http://www.mirabilis.ca/archives/001826.html)
(・・・Cologneの語源って、なんとドイツの都市Kölnのフランス語読みだったんだ)
2007年からは、1845年創業の老舗化粧品・香水メーカー、モイラーウントヴィルツ社がミューレンス社より「4711」ブランドを託され、伝統的製法を守りつつ、製造を行っている。
このブランド名の「4711」は、ナポレオンによるフランス軍占領下に建物に付けられた番号に由来する。そして「ポーチュガル」は、大航海時代にヨーロッパにオレンジを伝えた「ポルトガル人」に由来する。
ポルトガル人とは、つまり、コロンブス。
コロンブスの出生にはいろんな説があるが、ジェノヴァ人共同体の助けを借りてリスボンへ移った彼は、「東方見聞録」にある黄金の国・ジパングに惹かれて西廻りでアジアに向かう夢をはぐくむ。
大航海時代かあ。savvy?
キャプテン・ジャック・スパロウもベルガモットの香りに酔っていたんだろうか。
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