今宵また 百のパソコンのモニターに灯りがともる
生きる限り付き纏う“見えざる者”の恐怖
異界の記憶
忘れられない体験…
言葉として紡ぐ物語
モニター画面を消すのは あなたご自身です
灯りを落とし 手鏡をご用意下さい
百の怪を語り終えたとき 鏡に映るのは貴方だけではないかもしれません
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80%が仏教徒のベトナム。こちらでも日本のような幽霊が出没する。
ホーチミン郊外を案内してくれたベトナムとフランスの混血のガイドから聞いた話。
ベトナムの幽霊には2種類あるらしい。
一つは「クイ (ác quỉ)」。これが悪霊。もう一つが幽霊の「マ (ma)」。こちらは物分かりがよく、取り扱い次第で悪さもすれば、逆に福の神にもなるという。
同じうらみを抱いてなくなっても、年増だったら「クイ」になるが、若く清純なままで亡くなった場合は「マ」にしかならない。
ホーチミン市のど真ん中にある公園。朝は体操やスポーツで汗を流す人々が溢れ返っていて、平和な雰囲気だが、「夜な夜な、別れた恋人を探し彷徨う男の幽霊「マ」が現れる」とのこと。聞くとベトナムの幽霊は生前の姿でフラフラしてようだ。
それにしても、ベンチでイチャつくカップルたちの夜の公園で別れた恋人を探しているのって、なかなか根性のある幽霊かも。昔の恋人に出会ったらどうするんだろう。泣いて復縁を頼むんすかね。。
さて、ベトナムの悪霊「クイ」。たぶん、中国で鬼を「クイ」というから、これと同類なんだろう。中国には死者が帰って来るという鬼節(クイチエ)があり、日本のお盆の起源となっているが、ベトナムにもお盆のような行事が古くから伝わる。
ベトナムでは、1歳未満の赤ちゃんに対して「かわいい」「きれいだ」などのほめ言葉は使ってはならない。
「クイ」が嫉妬してよくないことをするかららしい。
なので親も、子供を呼ぶときはChim(隠語で女性自身)とか、Cu(男性自身)とか。
かわいい赤ちゃんを見たときは、「憎たらしい(Ghet qua!)」と言ってほめたり。
でも、悪霊さんよ。小さいころ、「おちんちん」とか呼ばれるのってどうなんすか?
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