「田水張る」 。俳句では夏の季語。春から初夏に向かうころは、田んぼに水が張られる。
これから始まる稲作のための準備。
夜明け前に光ってた水面は、朝焼けの空の雲を映して紅色に。そして日が昇って太陽が水面に反射するとモノクロの景色に変わる。そのダイナミックな変化を見ていると、朝方の寒さで震えていた身体も少しだけ太陽に暖められて力が抜けていく。
天気が良く、気持ち良く風が吹く早朝に、ゆるやかな春の風を受けることがひとつの贅沢。
少しだけ大事なものが積み重なっていくように感覚を今年もここで見る。
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