【撮影地】 岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1(小岩井農場)(2009.4月撮影)
【撮影地】 秋田県角館桧木内川(河川敷)(2009.4月撮影)
【撮影地】 青森県弘前市下白銀町1-1(弘前城)(2009.5月撮影)
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tetujinが仲間に入れてもらっているへっぽこ写真倶楽部のメンバーの方のブログで、北海道の大地に咲く桜の写真が上がっていた。
一月二日の那覇(ヒカンザクラ)から日本列島を北上し、先月、北海道に上陸した桜前線は、ようやく5月11日に稚内、根室の終着点に達したことになる。春は穏やかさを内包しながら里を潤し、北へ向かって勢いよく吹き抜けていったのだ。
そのひと時を、5月の連休に東北を北上する桜前線を追いかけて、岩手、秋田、そして青森へと足をのばした。
岩手県の小岩井農場では、広大な農場の一角に、岩手山を背景にした一本桜が凛とした姿で迎えてくれた。角館の町並みの中でシダレザクラの軽やかな枝々にしっとりとした輝きと、若葉色のグラデーションを作り上げた陽光は、春色の絵の具をたっぷりと塗りこめる絵筆となって岩木山の山肌を染めあげて、北の里に初夏の訪れを告げていた。
弘前で出会った晩春の風は、花びらで乳白色に染めた西濠の水面を静かに渡り、春のやわらかさを心のままに躍らせるかのごとく、その繊細な香りのまま、新しい夏の衣を纏いつつある枝の1つ1つを軽やかに揺らしていた。
弘前城東門のピクニック広場で、桜の下でブルーシートを広げる花見客にまじって、初老の男性がブルーシートにぽつんと座っているのを見かけた。恐らく、家族の子供たちは、北門沿いに並ぶ出店を冷やかしにでも行ったのだろう。午後の日差しの中で、皆の帰りを待っているようだった。
北の便り「菜の花のな。 」さんのブログ(http://natsumin44.exblog.jp/9717801/)を見ていて、唐突にこのことを思い出した。北の人たちが、あふれる春光の中で短い春を満喫していたその姿を思い出し、なんだか見ていたCRT画面が涙で滲んでしまった。
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羨ましいような絶対真似したくないような。
2枚目が好きかな。
岸辺に腰を下ろしたシルエットの微妙なボケ具合いが、賽の河原で途方に暮れてる亡者の姿を思わせてブラボー。
1枚目も雄大な自然でいいんだけど、なんか安定感にかける気がするのはタイニー言うところの「構図欲張り過ぎ」ってやつですかね?
深いですか?欲。
田舎の年老いた母親は、リウマチがひどくて近所のスーパーさえ、ようやく行かれる状態なのですが、写真を見て、愚鈍のように涙を浮かべて喜んでました。
羽が生えてて自由に飛びまわれるタイニーさんがなんと言おうと、ヘッポコの連中を敵に回そうと、母親が喜んでくれただけで嬉しいです。
この構図で雪景色は撮ってあるので、後は夏と秋に撮って組み写真にしたいと思ってます。その時は、ヘッポコの目に触れないところにアップしますね。
>深いですか?欲。
はい、深いです。母親には長生きしてもらいたいです。
>深いですか?欲。
嬉しいですか?
そーいうのは欲じゃなくて思いでしょ(^^ゞ
tetujinさんのお母さんがね、まだ見ぬ土地を写真で見れることでハッピーになれるんだったら、俺、いくらでも協力しますよー。
幸い長野つートコも景勝地やひなびた風景がいっぱいですから、もしリクエストあったら言ってくださいね。tetujinさんが行けないところは代わりに撮ってきますよ、ヘタクソだけど。
俺のオフクロは年老う前に死んじまいやがって俺が撮った写真なんて1枚も見せてやれなかったんだけど、生まれたばっかだった長男の写真を2、3枚入院先に送ったら、いまわの際までためすつがめつ眺めては語りかけてたそうです。
後でそれ聞いて、何百枚でも送ってやればよかったと後悔しましたね。。。
そんなコトを思い出しました。
親孝行してくださいね。協力しますからね(^O^)/
長文で重いハナシを申し訳ございませぬ\(__ )
すっきりしてていいですよ~。
雪山がいいですね。
半分こじゃない方がもっとTetujinさんらしくなるよーーーね。(^.^)
あと3枚目、弘前ですよね。
今年雪と桜とお城だったみたいで、ある写真家が行く予定をキャンセルしてしまって悔しがってました。そんな風景もう2度起こらないかもって・・