ヘッドチューブには、ブレーキホースやケーブル類がフレームの中に入っていく穴が。右上の穴は可変シートポストを装着した際のリモートコントロール用のケーブルのため。ほとんどのホース、ケーブルがフレームの中を(リアスイングアームの中も!)通っているため、外観がほんとにすっきりしています。


 ごっついリンクブロック!。各ピボットも大口径でねじれに対する剛性をアップさせています。フレームの剛性が高いということは、狙ったラインをトレースしやすくなり、コントロール性がアップするということ。リアショックはFOX / FLOAT RLが装備されています。


 META AM-3はコメンサルのオールマウンテンカテゴリーのバイク、META 6をベースに、フレームをフルモデルチェンジ。より低重心でバランスの集中化し、全体的な剛性アップをおこなった結果、ダウンヒルバイク並みの下りでの性能に、登りもこなせるオールマイティさがさらに際立ちました。META AM-3、かなりイカシてます。
 コメンサル独自のサスペンションシステムであるCONTACT SYSTEMがCONTACT SYSTEM EVOとなり、リアサスのピボット、リンク、リンクアームなどの剛性感をアップ、またリアショックなどの重量物を低く、バイクの中心に持ってくることでバランスとコントロール性を向上させています。リアサスペンショントラベルは150㎜です。そしてリアアクスルを142㎜幅×12㎜径のMAXLEにすることにより、より強靭な剛性を確保しました。
 新型フレームは、ブレーキホース、シフトケーブル、可変シートポスト用ケーブルなどがフレームの内部を通るワイヤートンネル方式にしたおかげで、外観がすっきりし、トラブルの軽減にもなっています。
 フォークはFOX / 32 FLOAT RL 15QR 150mmトラベル。ドライブトレインはSRAM / X7-X5で2×10スピード。ブレーキはFORMULA RXで前後ともローター径は180㎜。
 
 このバイク、見た目もかっこいい!、フレームのラインというか、バイクの全体的なフォルムが、なんか心のあのあたり(発病系ですね)に響きます。オールマウンテン、ダウンヒル、ダウンヒルマラソン、どこからでもかかってきなさい!なスーパーバイクです。コメンサルのライダーで、MEGA AVARANCHEなどで活躍するREMY ABSALONがこのバイクに乗っています。動画がかっこいい!。319,000円


 12月もいろいろやりますよ~。昨日もお伝えしたFREERIDE GAMES 12(冬さが)が12月3日-4日。12月11日(日)には初イベントのHSパークお試しライド。これは町田市にあるMTBパークで、パンプトラックとトレイルライドを両方楽しんじゃおうというイベントです。ここのパンプトラックおもしろそうですよ~。
 12月15日(木)には、再びHRP長瀞。この冬はBLSS長瀞に行きまくっちゃいます。平日イベントなのは定員があるためなのです。週末は各自で遊びに行ってくださ~い。
 12月18日(日)は、里山ツアー。初級者から参加できる、里山のトレイルをのんびりライドするツアーです。12月20日(火)には、いよいよシーズンなHRP高峰山。高峰山のコース(七曲り)は現在整備中のようで、ドロップは迂回コースなどができているようです。山っぽい高峰のコースはほんとにおもしろい。大好きです
 1月に入っても、高峰山や初級スクール、ツアーなどをばっちりやっていきます。お申し込みはお早めに!


 今日は12月3日、4日に開催するFREERIDE GAMES 12(冬さが)の下見に、協力各店のテンチョーズのみなさんとさがみ湖リゾートプレジャーフォレストのMTBパークへ行ってきました。みなさん、満面の笑顔ですが、し・た・み!ですのでそこんとろヨロシク~。
 3日(土)に行う「2時間耐久歳末大感謝祭」のコース設定がメインテーマで、短くなく長くなく、だれもが楽しいコースを決めて来ましたよ~。キッズループ(小学2年生以下)のコースも決まりました。おもしろいですよ~。
 天気いいね~、ポカポカだね~、コースコンディションいいね~、みんなマウンテンバイク大好きだね~、とすべての条件が揃っていた?ので、コース設定後は夏の台風でダメージを受け、その後ここでスクール&レンタル、コース整備を行っているB.C.PORTERのNORIくんが一生懸命整備したトレイルラインとベアバックをチェック。
 トレイルラインは前半のいくつかのカーブがさらに走りやすくなっていたり、中盤にバンプができていたりして楽しさ倍増。
 ベアバックは登りは相変わらず厳しいところもあるけれど、登りの最後の方はスイッチバックに変更されていて、傾斜も緩くなり登りやすくなりました。NORIくんすごい!。折り返しからの下り基調のコースは、やっぱりすごくオモシロイ!。何度も出現する縦横織り交ぜたバンプが楽しすぎます。あれが永遠に続いたら・・・・社会復帰不可能。
 プレジャーフォレストMTBパーク、パワーアップしてました。都心から近いし、思いきりマウンテンバイクに乗れるし、冬場も雪が降らない限り乗れるので超おすすめです。

 FREERIDE GAMES 12の申し込みは11月21日(月)までとなっています。みなさんお早めにエントリーよろしくです!。フリフリ楽しいよお~!


 フランスとスペインの国境に位置する小さな国であるアンドラ公国。コメンサルはこの公国を本拠地とするメーカーです。コメンサルは今まで世界チャンピオンを多数輩出してきたメーカーでもあります。現在だとアサートン兄弟が超有名。
 そんなコメンサルの2012モデルの到着が始まりました。このSUPER 4.3は、クロスカントリー、トレイルライドに適した、リアサスペンショントラベル4インチ(100㎜)を有するフルサスモデル。フォークはROCKSHOXのRECON GOLD RL(120㎜トラベル)。ドライブ系はSRAM/X7-X5、ブレーキはAVID/ELIXIR 1。
 コメンサルが長年培ってきたリアサスペンションCONTACT SYSTEMは、ペダリング効率と奥行きの感じられるサスペンションフィーリングを両立させている優れたシステムです。また、サスペンションのリンクやリアショックなどの重量物をバイクのセンターに集中させることによりバランスに優れています。
 クロスカントリーレース、耐久レース、そしてトレイルライドと、距離が長くなればなるほどこのバイクの長所が生きてきます。これからのトレイルライドシーズンにもピッタリ! カラーはブラック。239,000円


 昨日は里山での初級スクールを開催しました。小春日和というか夏でしょコレは!というぐらいのポカポカなMTB日和にも恵まれ、大勢の参加者の方と秋の里山を楽しみながらスクーリング。みなさん覚えが早いのにビックリ。なによりも楽しみながら乗りこなそうとしている姿勢が滲み出ていて、こういう意識だと上達早いし、楽しいよなあ、と思いながらスクールしました。みなさまお疲れ様でした。
 午前は基礎テクニックをしっかりと、午後はツーリングをしながら実践的にスキルアップします。トレイルライドの楽しさに目覚めたみなさんは、おいしいトレイルのためなら登りが増えても全然オーケー。たとえワダが道を間違えて登りが増えちゃっても全然オーケー・・・・だったはず。失礼しました(大汗)。
 ということで、スクールは上達への近道です。来月は里山ツーリングを開催する予定ですが、再来月はまた初級スクールを開催します。ご参加お待ちしております。


トピークからこんなのがあればいいのにな?と思うようなスタンドが登場!

一番の特徴は・・・後輪軸をプレスしてしっかり固定するスタンドなので自転車に乗る事が出来る事です。
サイクルトレーナーなどの負荷装置の付いたスタンドもありますが、倍以上の価格になるので、トレーニングでは無く、
テストライドやポジション調整、メンテナンスなどをする時に重宝します。

スペックは・・・中空スティール、重量3.4kg、取り付け実用幅155-180mm、最大荷重120kgと実用に充分ですね。相


 里山でのライドにおススメのタイヤに要求される特徴は、舗装路のアプローチのために漕ぎが比較的軽め、登りでも下りでもそつなくこなせる、タイヤ重量が比較的軽めなどがあげられます。ペダリングが軽ければ、余計に体力を使わないから長時間ライドできるし、アップダウン、そしてコーナーでもしっかりグリップしてくれるということは、路面を痛めず、安定したライドができるということ。
 そんな里山ライドに最適なタイヤですが、たとえば下記の4モデルなんかおススメです。

 写真右から KENDA / SLANT SIX(26×1.95) きれいなラウンド形状のタイヤでコーナーリングがすごくいいです。適度なノブの高さのためペダリングが軽い。リアタイヤに使うのがおススメ。センターノブが硬めのコンパウンド、サイドノブは柔らかめのコンパウンドを採用しています。

 となりが KENDA / BBG(26×1.9) 低めのセンターノブはペダリングの軽さをかなり出してくれます。対照的にサイドノブはしっかりしているのでコーナーなどでのグリップ性能は非常に高い。この1.9インチサイズがおススメ。フロントにもリアにも使えます。フロントにこのBBG、リアにSLANT SIXというチョイスもGOOD。こちらもセンターノブは硬めのコンパウンド、サイドノブは柔らかめのコンパウンドを採用しています。

 そのとなりが MAXXIS / RANCHERO EXC(26×2.0) 里山ライドの定番&鉄板タイヤです。非常に軽いペダリングができるのに、コンディションを選ばずしっかりグリップしてくれる不思議なタイヤ。舗装路のアプローチなんかすごくラクチンです。センターノブはひし形と台形を組み合わせたノブが詰まり気味に配置されています。サイドノブはけっして大きくないんですが、ちゃんとグリップしてくれる。軽量と強度を兼ね備えたEXCシリーズがおススメ。タイヤの減りにくいのも魅力。

 左が MAXXIS / IKON(26×2.2) MAXXISのニューモデルです。EXCグレードに加えて3C(トリプルコンパウンド)を採用。タイヤのコシがしっかりしていてコントロールしやすい。ノブは全体的に低めなのですが、配置がよく、オールコンディションで使えるタイヤです。今シーズン、RANCHEROなみの人気が出そうなタイヤ。

 ほかにも走る場所や好みによっておススメタイヤはあります。タイヤはパーツの中でも、違いが一番わかるパーツ。いろいろなタイヤを試してみて下さい。 



 今日はポッキー&プリッツの日なんですね~。しかも1が6っつも揃うのは100年に一度だそうで。なんかめでたいのかな?
 11月22日のHRP長瀞は早々と定員となりました。たくさんのご応募ありがとうございました。平日なのにねえ・・・。
 今日来店されたお客様、大学のサイクリング部でマウンテンバイクも乗っていて、山へもよく走りに行っているそうなんですが、なつかしい山の名前がいっぱいでてきました。彼が行っている山は山岳サイクリング(通称:山サイ)の世界です。
 ワダは最近はあまり高い山へは行かず、登りも下りもほぼ乗車できる里山などをメインに走っていますが、以前は登りには「担ぎ」がかなり含まれてる山によく行ってました。山の標高でいうと、1500m以上や2000m以上も結構行きました。だいたいそういう山は、まず林道を1時間ぐらい登って、そのあと押す&担ぐモードに入ります。1時間、長いと3時間押したり担いだりしたなあ。よくやっていたよなあ。基本的に装備は登山と一緒。だから結構な装備を背負って、それに加えてバイクも担いじゃうというシェルパ並みの労働。凝りもせずよく行ってたなあ、アホだったなあと感心しちゃいます。まあ、基本的に登りはキライで、乗って下るために担ぎあげるわけですから、美味しい下りがないとこんなことは絶対やりません。そう、それだけ担いで登っただけの、いやそれ以上の価値があるから登ってたんですよね。それはそれは長くて、変化に富んでて、景色が素晴らしくて、天国のようなトレイル。ほんとうにそんな場所があるんです。
 そう考えると、自力で登ったからこそ山の素晴らしさが一段と身に染みたのかもですね。マウンテンバイクにオールマウンテンという言葉がありますが、その遊びスタイルはまさにそれだよな。たまには担いじゃうような山に行ってみるかな。