防府市大字牟礼上坂本に門を構える東大寺別院:華厳宗「華宮山(かきゅうさん) 阿弥陀寺(あみだじ)」。『阿弥陀如来』を本尊とします。
沿革「治承4年(1180)に焼失した奈良東大寺再建の大勧進『俊乗房重源(しゅんじょうぼうちょうげん)』上人は、文治2年(1186)に周防国が東大寺再建の造営料国となったことから、周防国府があった防府に下向しました。阿弥陀寺は、後白河法皇の現世安穏を祈願するとともに、東大寺再建や宗教活動の拠点である7別所のひとつとして、重源上人によって文治3年(1187)に建立されました。」公式HPより
私たち以外には誰もいない、静かな参道。出迎えてくれたのは、市指定有形文化財「仁王門」。茅葺 切妻造、三間一戸の八脚門。天和5年(1685)に右田領主毛利就信によって再建。
仁王門には、快慶一派によって作られた金剛力士像があるのですが、仁王門の修復中につき、いずくかに避難中&ついでに通行禁止。😥
回り道をして参道に戻り、古道を思わせる石段を踏みしめ・・
長い石階段の先に、瓦葺 切妻造 四脚門の「中門」。建立年不明、明治4年(1871)に、国庁寺(東大寺所管)の惣門を移築したものといわれています。
境内正面に瓦葺 入母屋造の「本堂」。正面中央に唐破風向拝の入口。享保16年(1731)に毛利家一門の右田毛利家:毛利広政によって再建。画像が切れているので分かり難いのですが、右にも切妻屋根の入り口があります。
久々に迫力ある「鬼」
ここ「阿弥陀寺」は重源上人が創建した東大寺七別所の1つで、別名:アジサイの寺として知られています。「あじさい園」と書かれた入り口の向こうには、80種・約4000株のアジサイが植えられているそうで、季節には多くの人が訪れると紹介されていました。
紫陽花のレリーフが施された「あみだ橋」、その先には開山堂などの堂宇もあったらしいのですが、雨に濡れた境内散策は少々荷が重く、ここで中止。
境内から見える景色はこの上なく静謐で思わず合掌🙏
境内の一画に「霊石より影向石を望む」と有りました。中央手前の四角い小さな石が、重源上人が良く腰を掛けられたという霊石。中央の注連縄が掛けられた円錐の石が、阿弥陀如来の姿がお立ちになったという影向石と思われます🙏
社務所近くにしつらえられていた風雅な手水鉢
屋根から降ろされた飛び獅子くん、相方さんはもう居ないのだろうか?
玄関近くに置かれていた花鉢、山野草のようだけれど名前は知りません。
参拝日:2015年11月14日
🌸明日は「重要有形民俗文化財:阿弥陀寺の湯屋」の紹介です。
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tibinekoの一口メモ
「東大寺七別所」、重源上人が東大寺再建の拠点として各地に設けた寺院。
①奈良市:東大寺別所(東大寺 浄土堂)。 ②兵庫県小野市:東大寺播磨別所(浄土寺)。 ③周防市:東大寺周防別所(阿弥陀寺)。 ④三重県伊賀市:東大寺伊賀別所(新大仏寺)。 ⑤和歌山県高野さん:東大寺高野新別所(円通律寺)。
所在不明⑥東大寺渡辺別所(大阪):摂津国あたりか?。 ⑦東大寺備中別所(岡山):岡山市万富に東大寺瓦窯跡在り
ところが、解熱に合わせて味覚と嗅覚が消えました。
味覚は塩辛いと甘いが通常の半分程度の感覚でわかりますが、酸味はレモンを食べても何となく酸っぱいと感じる程度。
細かい味覚はほぼありません。
嗅覚もチューブのニンニクを嗅いでもニンニク集が感じられないレベル。
ということで、どうやら熱の原因はコロナだったようです。
知り合いの医者に相談したら一般には味覚障害は一週間程度で治るとのこと。
ということでゆっくり通常モードに戻してゆきます。
どうか無理をなさらないように
また、そんな中でのコメント、有難うございます
コロナは必要以上に恐れなくても良いといいますが
後の後遺症は色々と体の機能を損なうといいます
特に臭覚・味覚に関しては一人一人違うそうですので
可能な限り体を休めて、コロナを体から追い出してください。
どうかお大事に!!
鬼・・・
こわっww
なんであんな怖い鬼の顔が
屋根の真ん中についてるのでしょね
ありがとうございます
悪い魔を退けるためには
あれくらい強面の鬼の顔が必要らしいですよ
屋根の鬼は、総じて魔よけにされています。