旧緑町域、南あわじ市広田広田(打ち間違いでは無い)に鎮座される「広田八幡神社」。御祭神は『応神天皇』配祀『神功皇后』。大鳥居は古式で、元禄8年(1695)の銘があります。
薄暗い石段の先に神門が見えてきます。別に怖いわけではありませんが、神社仏閣のお参りは、できれば明るい方が・・😅
由緒「寿永3年(1184)、源頼朝が平家追討の際、摂津国広田神社に戦勝を祈願するとともに、当広田の地に同社に寄進する。 後に八幡大神を合祀するにおよび、これを主神とし本殿に勧請したと伝えられる。天正2年(1574)三好彦次郎が本殿を修営。後、1711~1716年に再興した。明治32年(1899)12月29日出火の為社殿すべて焼失、同36年(1903)11月再建。」兵庫神社庁HPより
石段参道は薄暗かったのですが、神門を抜けた先に広がる境内は清掃が行き届き、拍子抜けするほど明るく開放的。
拝殿前より神域を守護されるのは、文化9年正月建立の狛犬さん一対。「石工:須本 御影屋:伊右ヱ門 長八」の銘があり、いわゆる由緒正しい出自 の狛犬さんなのです。この不思議な笑みに魅了されそう。
拝殿横に鎮座される稲荷社・境内摂社
拝殿の屋根には御神紋を守るように龍虎の飾り瓦・・なんか、虎の顔がものすごく不機嫌そう・・
「こっち来んなぁ~~~~~~バカ野郎!!」
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「広田八幡神社」に隣接する「大宮寺」。淡路四国八十八ヶ所第7番札所で、サツキの名所だそうです。
南あわじ市広田中筋に鎮座される「蛭子(えびす)神社」。御祭神は『事代主命』。
釣り好きの豊漁の神「えびす様」とも同一視される所為か、瓦細工の恵比寿様が釣竿を握って立っておられます。
満面の笑みで、体の半分はありそうな大きな鯛を抱えている恵比寿さん。さすがに淡路瓦の町らしく、細工瓦の多彩さから目が離せません。
旧緑町、最後は『永田 晴嵐』の句碑【なつかしき 水の細さよ 猫柳】
参拝日:2010年9月20日
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