萩市浜崎町、萩重要伝統的建造物保存地区に選定されている浜崎地区に鎮座される「住吉神社」。御祭神は『表筒男命・中筒男命・底筒男命・神功皇后』。
由緒「明暦元年(1655)に摂津国堺の住吉大社から勧請したと伝えられる。承応元年(1652)に浜崎の船持が商売のため大坂へ上がった節、難風に遭い、住吉宮を勧進すると祈ったところ助かったので、帰国後藩に申し出て、勧進が許されたという。はじめ鶴江の恵比須の森に鎮座したのち、現在地に社殿を建立した。萩藩の御船倉・御客屋両役所のお抱えで、防長両国の諸祈祷を命じられた。」
拝殿内の神額は黒漆と金の円額・・最初見た時は大判の皿に書かれているのかと思いましたが、違ったようで。このタイプの社号額にはあまりお目にかかった事がありません。何かの謂れがあるのか・・解らないと気になるんですよね。
拝殿前より神域を守護されるのは、文化七年(1810)六月吉祥日建立の、萩狛犬さん一対。阿形さんは玉を歯で噛み締め、吽形さんはいつものように右足の下に玉を踏みしめています。
耳の付け根に穿たれた穴、左右対称に流れる尾の毛並みの美しさ。顎の下に流れてカールするたてがみの優雅さ・・吽形さん、間違いなくイケメン男子です😆
二段重ねの台座四面(16面)にはすべて異なった浮き彫りが施されており、それだけでも奉納者の心意気が伝わってきます。
拝殿向拝彫刻は龍
貫彫刻は獅子と象。「金谷神社」の社殿彫刻と非常によく似ており、もしかしたら同じ方の作品かもしれません。
鳥居近くに建立されていた亀趺、萩の神社で亀趺を見たのは金谷神社に次いで二例目です。
ツンと上げた鼻が「こんなもの何でもないわい」と言ってるようで・・亀趺の顔にも色々と表情があって結構嵌ります(^-^)
街歩きの途次で偶然お見掛けした神社参拝、予想外の素晴らしい萩狛犬に出会えて、ご亭主殿大喜び。時間に急かされて素通りしなくて良かった!!
参拝日:2012年11月13日
🌸明日は、あれこれ詰め込んだ萩市町歩きのラストです。
おはようございます。
今日からまた一週間頑張りましょうね!!
札幌も桜が開花したけど
毎日寒いですね。
狛犬の足元のほんと、よく見ると玉を踏んでいますね、不思議な狛犬ちゃんですね🥺
ありがとうございます
始まりました一週間
それにしてもあっという間に4月も後半
ああ・・年々時間の流れが早くなる😭