4度目となる車中泊、折角海を渡るのだから後悔の無いようにしなきゃね。とりあえず新旧全部の自治体を巡ってマンホール収集は必須、あとは神社仏閣、名所旧跡・・今から思えば何という無謀な😓 無知と言うのはある意味最強なのです。と言うことでまずは、参拝予定の萬福寺と道路を挟んだ向かいに祀られていた石仏様にご挨拶。無事に淡路島に渡れたことに感謝し、この先の無事を願って手を合わせます🙏🙏。
初日のスタートは、南あわじ市賀集鍛冶屋にある高野山真言宗「賀集山・萬福寺」。『大日如来』を本尊とします。
由緒「宝亀年間(770~)第四十七代淳仁天皇と御母当麻夫人の御陵奉仕の僧侶の宿院として千二百年前に創建。その後賀集氏により御陵の安穏と民衆の安泰を祈念する寺院として継承されてきました。鎌倉時代には、高野山の庇護を受け、代々住職の譲り状等の文章を伝えていましたが、漸く衰退を極め、それ等はすべて散逸。室町末期に賀集氏が備後より阿波を経て当地に領主として移り、城を構えた時に復興、今日に至っています。」公式HPより
淡路島七福神巡り の第一番霊場は~幸せの釣り方授けるみ寺~律義の神様:恵美酒神。屋根の上からのお出迎えです。
恵美酒様は、清廉、漁業、商売 繁盛、交易の神様と言われています。恵美酒様の左手の鯛は「めでたい」の「たい」、一般には「芽出る」の意味があるとされます。
【若芽がやがて大樹になるように、何かよくなる“兆し”を芽出たいとなりました。叶えてほしい希望や悩み。その「何とかして解決を」と努力する姿こそが幸福への芽であり、めでたいのです。右手の釣り糸一筋は礼儀を重んじ、迷いなく人間らしく一筋に生きぬけとの示唆なのです。】公式HPより
日本三大瓦の産地「淡路瓦」の町にふさわしく、境内のそこかしこで釣り竿を投げる瓦細工の恵美酒様。
屋根から降ろされて余生を過ごす鬼たち。飾り瓦・細工瓦に目の無いご亭主殿には、ここは飛びっきりのパラダイス😄
参拝そっちのけで瓦を楽しんでいるように見えますが、これでいて神仏への礼儀はわきまえて居るつもりの二人。特定の宗派を持たないというのと、無信心とは別物。本堂はむろん、境内においでになる「ボケ除け観音様」にも「お地蔵様」にも、きちんと手を合わせてきました。
御詠歌【釣り上げし 鯛を宝とだきかかえ 笑う恵美酒は 福徳の神】
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「萬福寺」を後にした私たち、通りがかりに御陵と思われる鳥居を見かけ、急遽立ち寄ったのですが・・まさか、由緒にあった「淳仁天皇御陵」に行き合うなんて・・・距離的にちっとも不思議ではないのですが、それでもこの道を通らなければ知らずのままだった事を思うと、感慨深いものがあります。
参拝日:2010年9月18日
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