21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

姑息な朝日の検察審査会報道

2010-10-10 08:45:30 | 政治にモノ申す
 小沢の強制起訴が決まった後、朝日新聞は検察審査会のあり方を盛んに問題提起している。審査会の決定を何のためらいもなく、あたかも当然のごとく大々的に取り上げておきながら、一方でこれまでの事例を上げ、問題ありとする記事を継続して掲載している。

 なんて姑息なやり方なのだろう。小沢については起訴されて当然だが、審査会のあり方には問題点も多いというスタンスはまさに、国民を愚弄する報道ではないか。

 小沢問題に端を発して検察審査会のあり方を問うなら、真正面から堂々と取り組むべきだろう。たしかに、識者に小沢問題を語らせたり、一応公正さを保つふりはしているが、社説などは小沢に対し真っ向から離党や辞職を促しているのだ。

 これが日本のマスコミだといってしまえば、それまでだが多くの国民は新聞に躍る見出しを何の疑いもなく受け入れるだけに問題は大だ。朝日を読んだ読者の多く(見出し読者)は、小沢の強制起訴と検察審査会のキャンペーン記事は別次元の話という印象を持つだろう。こんなマスコミが世論を操作していると考えると、ぞっとする。

 

 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする