仙石退場！頑張れ自民OGK！

　予算委員会の主役は、どうやら菅ではなく仙石だった。小沢がクラッシュし、いよいよ若い世代が台頭するのかと期待したが、牛耳るのは小沢以上に金にエゲツナイ仙石とは、民主もいよいよヤキが回ったようだ。立正佼成会お抱えの宗教議員というから、最初は千石イエスと間違ったもんな。お布施のカスリを肥やしに政界で生き延びているだけじゃねえか。なんで、そんなオヤジを好きにさせておくんだ、民主党よ！

　こんなことなら、小沢を代表にした方が良かったんじゃないの。小沢のことを悪の権化のごとく書きたてる大マスコミだが、実際、小沢の何が問題なの？って問われて、満足に答えられる国民がどのくらいいるだろう。これって、おかしくない？
　
　とはいえ、小沢もそんな世論になす術がないのだから、大人しくするよりない。もう少し、いいたいこと言ったほうがいいと思うが、よほど口下手と見える。だから、政治のトップに立てないのだろう。

　いずれにしても、このまま菅－仙石ラインを放置することは、民主倒壊どころか、日本沈没である。出来損ない政権をとっとと潰さないと、自殺者は3万どころか5万人に超えるだろう。

民主の若手が手をこまねいているなら、ここは自民の若手に真面目にがんばって貰うしかない。でもなあ、塩崎、石原、石破じゃなあ、古い自民にどっぷりつかって、ノビシロなしだもんな。あっと驚く新しい政治など期待できしなあ。

　ここは、やはり私のお気に入りのO（小野寺五典）G（後藤田正純）K（河野太郎）に、真剣にがんばって貰うしかない。

今さら子ども手当てでもないだろう！

　子ども手当っていったい何なんだ？　そもそも一律子ども一人について2万6000円支給するというのが、民主党マニフェストだった。

　しかし、政権を取り、いよいよ現実に実行しなければならなくなると財源不足で初年度は半額の1万3000円の支給にとどまった。差額分は従来の児童手当で賄うというものだ。最初からケチのついた政策だったが、2年目からも予想通り、満額支給は困難で、苦肉の策が所得制限を設け、さらに3歳未満だけ2万円に引き上げるというものだ。

　なんだこりゃ。麻生元首相の何とか給付金（忘れた）のとき、さんざっぱらもめたことを繰り返そうとしている。

　財源はどうにでもなると言った当時の小沢代表は蚊帳の外、結局は財源をどうにもできずに右往左往しているだけ。がっかりだ。小沢が総理になっていたらどう始末をつけたのだろうか。よもや、菅政権と同じとは思えないのだが、返す返すも残念でならない。

　できないことは無理してすんじゃないよ。もらう方だってたぶんマスコミに飼いならされての意見だろうが、「もらっていいの？」って疑心暗鬼になっているじゃないか。保育園を作れというのも愚策だが、もらう方がありがたがらないカネをばら撒くのは、それこそもったいない！

　民主党もだめ、野党もだめ、やはりここは政界再編しかない。とにかく、ちゃんと政治のできるまともな人間が権力の座の着かないことにはいつまでたっても内政も、外交もこの国は体たらくを続けるだけだ。