小沢＝予算じゃないぞ

　民主党が小沢の証人喚問に応じなければ自民は予算審議拒否。一方、民主党は補正予算成立をあせり岡田幹事長が小沢に政倫審出席を説得したいとしているが、小沢に会えないとマスコミに泣きを入れる。

　なんじゃいこれは！

　予算と小沢とどっちが重要なんじゃ！　と問われれば、そりゃ、予算だろう。

　だからといって、「小沢が国会で喚問に応じないと、審議に応じないもんね」という理屈はちゃんちゃらおかしい。

　小沢も小沢で、民主党の幹事長殿が会いたいといっているのだから、会ってやればいいじゃん。

　会った上で、「私の問題と予算成立は別モンだっちゅーの。私が喚問に応じなければ、予算は成立させないという話なら、ますますそんなふざけた理屈を受け入れるわけにはいかんちゅーの」と言ってやればいい。

　そもそも小沢イコール政治とカネであっても、小沢イコール予算という図式にはならんのだ。

　どうしても、小沢を国会に引っ張り出したいなら、野党は小沢の問題と予算を切り離して、要求すべきなのだ。それであれば、小沢も拒否する理由がなくなる。

　マスコミがアホみたいに、小沢イコール予算というとんでもない理不尽な理屈をさも当然のように報じることが、そもそもの間違いなのだ。

　政治家もマスコミも、バッカ見たいな政治と報道のあり方から、いいかげん目を覚ましたら