21世紀中年

昭和オヤジのときめき、ひらめき、感激、嘆きを思いのままに書き連ねます

宝塚といえばパーマーを思い出す

2022-06-20 08:00:13 | ヨレヨレ競馬ライフ

 ユニコーンもマーメイドも、1ミリもかすらなかった。こんなに惜しくも何ともないと、何故かショックがない。人生変わるほど賭けていれば、話は違ってくるのだろうが、所詮はちょい賭けなので、あまりに見当はずれの結果だと今のは何だったんだって感じで、1ミリの未練もなく次の勝負に気持ちを切り替えられる。

 そんなわけで、フレッシュな気持ちで宝塚に臨めそうだ。このポジティブさこそ、競馬を続ける原動力であり、何のためらいもなくお金をどぶに捨て続ける悪因ではあるのだが…

 今年の宝塚は、かなり面白い。エフフォーリア、デアリングタクト、ディープボンドという世代の異なるスターがそろい、わきを固めるメンバーも豪華な顔ぶれだ。エフフォーリアしか勝たんと決め打ちすれば、悩みもしないのだろうが、そうはいかないのが競馬であり、今回は大いに悩み応えがありそうだ。

 ちなみに宝塚の思い出を辿ると、真っ先に浮かぶのがメジロパーマーだ。あの頃、パーマーが出るレースはとにかく買いまくっていて、それが見事に嵌ったレースだった。札幌競馬場でビール片手にちまちまライブを楽しみながらも、パーマーに大張りした一瞬の夏は今でも忘れられない。ちなみに、パーマーが有馬を勝ったときは、レガシー抜けで相当に悔しい思いをした。

 とにかく、ほぼ半世紀も競馬をやっていて、宝塚の馬券を取った思い出はパーマーしか思い浮かべられない。たぶん、ほかにも当てているはずだが、何故か思い浮かばない。それだけパーマーに結構な額を張ったということだ。現金なものである。

 そんなわけで今年はあの逃げ馬に密かに期待を寄せている。

 

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