やっぱ、GⅠでなくちゃあ、さあ春天だ!
タイトルホルダーの連覇の確率は相当高いと見た。それでも久しぶりの淀、リニューアルオープンした舞台なら何が起きても不思議じゃない。
もしタイトルホルダーを破るとすれば、この馬しかいない。ずばりシルヴァーソニックだ。父はオルフェーブル、淀の春天で抜群の実績を誇るステイゴールド系だ。母父トニービーンというあたりにもステイヤーの資質がうかがえる。
去年の春天のアクシデントからぶっつけで臨んだ暮れのステイヤーズSを勝利し、サウジへ遠征、強敵相手に強い競馬を見せた。長距離なら今や敵なしといわんばかりの勢いだ。
年齢は7歳と普通なら峠を越えたといえるが、この馬に限っては今がピークといっていい。前走のサウジで見せた圧巻のパフォーマンスが、それを証明している。春天も前走のような競馬をすれば、勝つチャンスはある。逃げるタイトルホルダーを3、4番手で追いかけ、直線でギアを上げ一気に抜き去る。そんな場面が目に浮かぶ。
ボルドグフーシュにも期待しているのだが、今回ばかりはレーンがほれ込んだシルヴァーソニックを推したい。