参院選は比例で笑う

　Ｗ杯決勝Ｔ進出決定に気を良くして、二度寝を辞めて、朝刊に目を通す。参院選候補者一覧を見ていると、笑ってしまった。特に比例候補者が笑える。

　民主は落ち目の芸能人のオンパレード。きん枝、池谷、岡崎友紀、庄野真代、みごとというよりほかない。それぞれ出たい事情があるのだろうが、そんな事情はどうでもいい。政治をなめとるんかという印象しか残らない。

　自民も笑える。佐藤ゆかりに片山さつきときた日にゃ、節操もなにもない。衆議員をあきらめたのか、バッジならなんでもいいのか。小泉チルドレンも地に落ちたか。三原じゅんこが介護施設を経営しているとはしらなかった。堀内はとうとう野球を干されたか。

　たちあがれ日本はＥＤ議員ばかりかと思ったら、かつてのアホバカ代表杉村太蔵がいた。一人受かるかどうかなだけに、片山虎之助、中畑清との票争いは見ものだ。中山成彬なんてのもいるが、あんた宮崎はいま大変だろう。

　同じく熾烈な争いを演じそうなのが国民新党だ。江本、長谷川憲正の一騎打ちだろうが、敏いとうもお忘れなく。ハッピーブルーっていうよりブルーで終わりって感じ。

　なんだか、どうでもいい興味しかわかない参院選であります。

　

本田Ｇ値千金！

　本田のフリーキック一発が試合の流れを決めたといえる。まさに値千金のゴールだった。最初に１点あげたことで、日本に余裕と勢いが生まれ、逆にデンマークにあせりが生まれた。一点あげたあとは、レフリーとの戦いだった気がする。遠藤が遅延行為でイエローをもらった時は、本当に嫌な予感がした。もちろん贔屓目で見ていることもあるのだろうが、レフリーが反日的に見えて仕方なかった。ＰＫとなった長谷部のプレイなど一体どこがファールなんだよ。それでも、遠藤の２点目で勝利は見えただけに、危機感はなかった。川島も一度は止めたのは立派だった。岡崎のおまけのゴールも、次に勢いをつけるナイスプレイだった。あれでミスしたら目も当てられないもんね。
　次はパラグアイか。何だかいけそうな気がする。できれば森本の１トップを見たい、俊輔と憲剛も見たい、贅沢な悩みか。

増税かかげる大政党にNO！

　今日は参院選の公示日である。いつものことながら、わが町は静かなものだ。衆院選と違い、参院選の喧騒はたかが知れている。その代わり目立つのは比例候補者の看板だ。いたるところに乱立する。国道ブチなどは１０枚連続で立っていたりする。景観破壊もはなはだしい。看板効果などたかが知れているのに、ほかにてだてがないから、バンバン立てまくる。
　それを見るにつけこの国の選挙制度が進化しないことに苛立ちを覚える。今回の参院選では結局ネット解禁も見送られた。政治家が選挙制度改革に真剣でないのだろう。こうなると議員歳費や議員定数削減だって絵に描いたモチだろう。自己保身のためには、簡単に法案を先延ばしにする連中だ。そんな政治家をのさばらせておくのは、やはり有権者の意識の低さのせいだ。私は政治家じゃないので、堂々と言う。日本国民は政治を他人事としか考えていない。政治と宗教はお断りという国民がいかに多いことか。
　だから政治家はやりたい放題なのだ。
　ともかく、参院選がスタートした。改革より増税を掲げる大政党にどうやってNOを突きつけたらよいのか。真剣に悩んでしまう。

注目は参院選より代表選だ！

　はっきり言って参院選より民主党の代表選に注目している。今回の参院選は争点がぼけ、単なる勢力争いでしかない。たぶん、結果は民主辛勝だと思う。負けるにしても大負けはなく、選挙後の帳尻合わせで参院過半数を維持するのだろう。そんなどっちらけの参院選だが、もちろん投票はする。

　それより９月の民主党代表選は、今度こそ党員・サポーターが参加する選挙を実施してもらいたい。民主党はサポーター制度を導入してから、一度もきちんとした代表選を行っていない。選挙に参加したくてサポーターになった人は、ただただ年会費千円をムダにしてきたのだ。サポーター集めに熱心だった鳩山さんが辞任したのはなんとも皮肉だが、今度こそ大々的に代表選を実施すべきだ。菅さんが民主党をぶっ壊す前に代表選をやってくれ。

　最悪のシナリオは、参院選勝利で菅さんが無投票で再任することだ。自民の上前をはねるような消費税値上げありき発言で菅首相の器は、とてもちっさいことがはっきりした。多くの民主党員および支持者は落胆している。短命政権を回避するとかなんとか言って、万が一、選挙が無投票にでもなったらそれこそ民主党は終わりだ。ここは小沢さんに意地でも頑張ってもらって、代表選挙をやってほしい。

　そのときは若手が積極的に出馬してほしい。ふたを開けたら菅、前原、岡田、野田らいつもの顔ぶれだったらがっかりするもの。世代交代で自民に先を越されたら、民主党は間違いなく次の総選挙で負ける。

名古屋場所中止し出直せ！

　結局、角界浄化は手つかずだった。八百長、大麻、暴力、そして賭博、次から次に相撲界の闇の部分が白日の下に晒されていくのは何故なのか。たぶん自浄能力が備わっていないからだろう。

　それにしても、今回の賭博問題は深刻だ。それは角界の上から下まで賭博に染まっていた事実によって、最も許し難い八百長体質が垣間見えたからだ。八百長の根っこは賭博である。多くの力士が賭博に染まっていたことで、賭ける側から賭けられる側にいくらでもなりうるからだ。つまり野球賭博で大金すったら、八百長相撲で取り返すことがあっても不思議はないということだ。星の貸し借りでも大問題なのに、もし相撲賭博に関わっていたとしたら、もはや大相撲は存在に値しない。

　もし、琴三喜の名古屋場所休場だけでうやむやにするなら、もはや大相撲は国技とはいえない。単なる格闘技団体として勝手にやればいい。

　ここは名古屋場所を中止してでも、理事総退陣、賭博力士や親方は廃業、幕内が半分になってもいいから健全な状態で出直すべきだ。

　そういえば、力士の博打好きは相当なもので、競輪の場外売り場に髷を結った幕内力士が堂々と出入りしていたのを何度も見たことがある。もちろん、公営ギャンブルは悪いことではないが、ここは謙虚に慎む姿勢が大事だ。