菊は上がり馬、血統、もうこれしかない。
過去の菊花賞で、血統的な不安を蹴散らした勝ち馬が2頭いる。ずいぶん昔の話だが、父・テスコボーイのインターグシケン、父・グスタフのプレストウコウ、明らかにマイラー、短距離の血統だ。両頭とも当時のレコード勝ちだった。
しかし、これは例外中の例外で、菊ほど血統が威力を発揮するレースはない。これまで、血統的な根拠しかない人気薄が何頭突っ込んできたことか。古くはライスシャワー①(リアルシャダイ)、ダイワオーシュウ②(リアルシャダイ)、シルクジャスティス①(BT)、最近では昨年のスリーロールス①(ダンスインザダーク)、フォゲッタブル②(ダンスインザダーク)である。
特に近年のダンスの勢いは、デルタブルース、ザッツプレンティなど際立っている。
穴はリアルとダンス、本命はBTといった傾向がある。
さて、今年は父方にリアル、BT、ダンスといったお目当てが見当たらない。しいてあげれば、マンハッタンカフェ産駒ということになるが、父の実績は認めるが子はまだまだ未知数だけに、イマイチ信頼は薄い。
そこで注目したいのが母方だ。トウカイメロディの母ブリリアントノバの父はジェネラス、母はブリリアントミスト。ジェネラスはカーリアンの産駒でいわずと知れた長距離馬。ブリリアントミストの父はリアルシャダイである。菊男を数々輩出したロベルト系の第一人者だ。こんな筋金入りの長距離血統を見逃す手はない。
上昇度も申し分ない。夏は函館2戦、札幌1戦とみっちり鍛えた。結果は無傷の3連勝、函館2戦目の2600M戦、札幌の日経オープン2600Mでは、ホクトスルタンを撃破したのだからたいしたものだ。上がり馬としてはピカイチの実績だ。
そこそこ人気にはなろうが、それでも3番人気がせいぜいで、単勝オッズはよもや5倍以下ということはないだろう。ローズやフラッシュに人気が集中すれば10倍もある。
問題は夏の疲れがしっかりとれたがどうかだが、こちらは厩舎を信じるしかない。ひさびさに菊でトウカイの勝負服が勇躍しそうだ。
過去の菊花賞で、血統的な不安を蹴散らした勝ち馬が2頭いる。ずいぶん昔の話だが、父・テスコボーイのインターグシケン、父・グスタフのプレストウコウ、明らかにマイラー、短距離の血統だ。両頭とも当時のレコード勝ちだった。
しかし、これは例外中の例外で、菊ほど血統が威力を発揮するレースはない。これまで、血統的な根拠しかない人気薄が何頭突っ込んできたことか。古くはライスシャワー①(リアルシャダイ)、ダイワオーシュウ②(リアルシャダイ)、シルクジャスティス①(BT)、最近では昨年のスリーロールス①(ダンスインザダーク)、フォゲッタブル②(ダンスインザダーク)である。
特に近年のダンスの勢いは、デルタブルース、ザッツプレンティなど際立っている。
穴はリアルとダンス、本命はBTといった傾向がある。
さて、今年は父方にリアル、BT、ダンスといったお目当てが見当たらない。しいてあげれば、マンハッタンカフェ産駒ということになるが、父の実績は認めるが子はまだまだ未知数だけに、イマイチ信頼は薄い。
そこで注目したいのが母方だ。トウカイメロディの母ブリリアントノバの父はジェネラス、母はブリリアントミスト。ジェネラスはカーリアンの産駒でいわずと知れた長距離馬。ブリリアントミストの父はリアルシャダイである。菊男を数々輩出したロベルト系の第一人者だ。こんな筋金入りの長距離血統を見逃す手はない。
上昇度も申し分ない。夏は函館2戦、札幌1戦とみっちり鍛えた。結果は無傷の3連勝、函館2戦目の2600M戦、札幌の日経オープン2600Mでは、ホクトスルタンを撃破したのだからたいしたものだ。上がり馬としてはピカイチの実績だ。
そこそこ人気にはなろうが、それでも3番人気がせいぜいで、単勝オッズはよもや5倍以下ということはないだろう。ローズやフラッシュに人気が集中すれば10倍もある。
問題は夏の疲れがしっかりとれたがどうかだが、こちらは厩舎を信じるしかない。ひさびさに菊でトウカイの勝負服が勇躍しそうだ。