tnlabo’s blog   「付加価値」概念を基本に経済、経営、労働、環境等についての論評

人間が住む地球環境を、より豊かでより快適なものにするために付加価値をどう創りどう使うか。

絶滅危惧種「うらしまそう」今年も咲く

2020年05月03日 17時18分42秒 | 環境
絶滅危惧種「うらしまそう」今年も咲く
 今日は憲法記念日です。4月29日に「今日は昭和の日」を書きましたが、私の理解では、 昭和の日と憲法記念日は密接な関係があるという事になります。

 ところで今日は庭の花のことですが、あまり「花」という感じがしない「うらしまそう(浦島草)のご紹介です。



 

 ネットでは「うらしまそう」は、かなり多くの県で絶滅危惧種に指定されているようですが、我が家では毎年元気な姿を見せてくれています。
 場所は2か所で、ホタルの上陸のために藪にしている「おおむらさき」の下と反対側の塀際、「あけぼの」の下、ススキの後ろ辺りです。

 「うらしまそう」も大分前に家内が友人から球根をもらってきて植えたものです。
 例年この2か所で、写真のような雌花が咲いていていましたが、おおむらさきの下の方は今年は雄株だけで例年のような立派な花は見られません。

 ネットの説明では、肥料が十分な半日陰を好むそうで、よく育つ株は雌株になり、条件が良くないと雄株になるのだそうです。おおむらさきの下は、いろいろなものが生えすぎて肥料不足になったのかもしれません。

 「うらしまそう」は「まむしぐさ」の親戚筋だそうで、よく似ていますが、「うらしまそう」の方は、花(肉穂花序)の先から何10cmもある長いひげが伸びて浦島さんの釣竿のようなので、その名がついたとのことです。

 以前、おおむらさきの下の、雄株・雌株が群生している辺りで「 蝮の顔をした芋虫」を発見したのですが、「まむしぐさ」とこの芋虫の関係は、在るのか無いのかまだわかりません。

 来年は、おおむらさきの下にも少し肥料を撒いて、雌株の花を期待したいと思いますが、化学肥料ですと、ホタルによくない可能性もあるので、何がいいか考えています。