感想、アベノミクス
アベノミクス解散などという言葉もあるようですが、アベノミクスってなんなのでしょうか。安倍さん自身がアベノミクスという言葉を多用しますが、何時も違和感を感じます。普通の人は自分の綽名の付いた言葉などは遠慮して使はないでしょう。
日銀の政策変更による20円幅の円安こそが、日本経済をデフレから救出し、正常な経済活動の軌道に乗せたことには、ほとんど異論はないでしょう。
これがアベノミクスだとすれば、「アメリカの真似」とはいえ、大きな効果を上げたと評価できるでしょう。
財政の方は、公共事業(含む原発問題)に大盤振る舞いをし、経常黒字を殆どゼロにし、「円は強固な安全通貨」という見方に疑問符をつけ、円高になりにくくした(デフレの戻りにくくした)効果も結構大きいと思います。しかしこれは安倍さんの意図したことではなくて、「怪我の功名」でしょう。
その余の事は、見当違いも多く、ゼロかマイナス評価でしょう。「3本目の矢が全く効果ない」と言われるのはそのせいだと思います。
それでもtnlabo は日本経済は着実に健全な成長路線を進んでいくだろうと確信しています。その理由は、何時も述べていますように、日本人、日本の消費者や企業労使が、的確な判断力を持ち、真面目な行動を通じて、日本の家計や日本の企業経営が健全なものになるよう真摯な努力を続けているからです。
例えて言えば、安倍さんは、上手な運転をしているドライバーの車両に同乗して運転のシミュレーション装置を操作している人のように思えてなりません。
本人は自分で運転している様に感じていても、本当に運転しているのは、熟練した運転手です。シミュレーション装置で多少間違っても、現実の車はきちんと正確、安全に走っているのです。
先日も安倍さんは、「私が賃上げを要請したから今春の賃上げ率は高くなった」と言っていました。安倍さんが何も言わなくても高くなったでしょう。来年の春闘もそうでしょう。安倍さんは来春も、またそれを自分の手柄にするのでしょうか。
かつて、 「部下の業績を自分の業績にする上司」といことを書きましたが、矢張りそれは良くないことです。
リーダーには、リーダシップと同時に謙虚さも併せ持ってほしいと思います。
アベノミクス解散などという言葉もあるようですが、アベノミクスってなんなのでしょうか。安倍さん自身がアベノミクスという言葉を多用しますが、何時も違和感を感じます。普通の人は自分の綽名の付いた言葉などは遠慮して使はないでしょう。
日銀の政策変更による20円幅の円安こそが、日本経済をデフレから救出し、正常な経済活動の軌道に乗せたことには、ほとんど異論はないでしょう。
これがアベノミクスだとすれば、「アメリカの真似」とはいえ、大きな効果を上げたと評価できるでしょう。
財政の方は、公共事業(含む原発問題)に大盤振る舞いをし、経常黒字を殆どゼロにし、「円は強固な安全通貨」という見方に疑問符をつけ、円高になりにくくした(デフレの戻りにくくした)効果も結構大きいと思います。しかしこれは安倍さんの意図したことではなくて、「怪我の功名」でしょう。
その余の事は、見当違いも多く、ゼロかマイナス評価でしょう。「3本目の矢が全く効果ない」と言われるのはそのせいだと思います。
それでもtnlabo は日本経済は着実に健全な成長路線を進んでいくだろうと確信しています。その理由は、何時も述べていますように、日本人、日本の消費者や企業労使が、的確な判断力を持ち、真面目な行動を通じて、日本の家計や日本の企業経営が健全なものになるよう真摯な努力を続けているからです。
例えて言えば、安倍さんは、上手な運転をしているドライバーの車両に同乗して運転のシミュレーション装置を操作している人のように思えてなりません。
本人は自分で運転している様に感じていても、本当に運転しているのは、熟練した運転手です。シミュレーション装置で多少間違っても、現実の車はきちんと正確、安全に走っているのです。
先日も安倍さんは、「私が賃上げを要請したから今春の賃上げ率は高くなった」と言っていました。安倍さんが何も言わなくても高くなったでしょう。来年の春闘もそうでしょう。安倍さんは来春も、またそれを自分の手柄にするのでしょうか。
かつて、 「部下の業績を自分の業績にする上司」といことを書きましたが、矢張りそれは良くないことです。
リーダーには、リーダシップと同時に謙虚さも併せ持ってほしいと思います。