お世話になっております。新3年470スキッパーの高原諒です。
さて毎年恒例の1月リレーブログが始まって8日経つわけですが、自分の出番をそれほどしっかり確認してなかったもので、あっ僕の出番こんなに早かったんだと思いながら今執筆しているところであります。順番を決めたのはSNS大臣の僕なので決めたやつが何言ってんだという話ではあるけれども。
普段生活しているときはそれなりに忙しい中でも、作業と作業の間の休憩中とか風呂入っている間とかそういう隙間時間に、ヨットのことだったり、あるいは部のことだったり、最近あった些細なことだったり、自分の身の周りのいろんなことに思いを巡らしたりしていると思うんですよね、どんな人でも。
でもブログを書くっていうのはそれとはまた違ってきちんと文章として言語化しなきゃいけないわけで、さらに客観的に自分の身の周りのことを考える必要が出てきます。
日記とかもそういう類のものなのかなと思っているんですけど、日記がめんどくさくてどうしようもない僕のような人間にとっては、ヨット部のブログはいろんなことを見つめ直すいい機会になっていたりします。
そして、いろんなことを見つめ直して最近なにかあったかなと考え、
1年生のクラス分けが決まりました
それで僕も時期は違うけれどもクラスやポジションをどれにするかで悩みに悩んだのを思い出しました。
そのときはまだ一年生で今とは違ってほとんどダブルハンドに乗る機会がなくて、でも夏の練習の昼休みの時間を先輩方が捻出してくださって何回か1日15分か30分か乗ったという感じだったと思う。
僕らの代は同期の人数も多くて誰が昼休み乗るかで争って、乗れる日もあったり、1分も乗れずずっとレスキューみたいな日もあったと思う。昼休みの枠を前半後半で分けた回もあったなぁと。
そんな中で470スキッパーに決めて約1年。
実際は春合宿5日間のうち4日出れなくて1日、それも出艇時間が制限されてて5時間くらいしか練習できない時期もあったし、自粛期間で4ヶ月以上ヨットに乗ってない期間もあって全然1年とは思えないけれども。
でもこの1年で成長を感じることは数えきれないほどあって。最初今思えば全然強くない風のジャイブで舵切りすぎて沈してたのが、今じゃもうそこそこの確率でスピン貼りながらジャイブできるようになり。最初の八景レースではクローズの帆走も、今そのときの動画みれば本当にひどいレベルで、全然走れなくて下から4分の1くらいをずっと走ってたのが、今では早稲田には走り負けるけどヨット経験者の多くいる法政にはくらいついていけるくらいにまでなって。
どれもこれもアンヒールしながらも練習に付き合ってくださった先輩だったり、1年生スキッパーしかいない自主練にもしっかりきてくれる先輩クルーだったり、なるべく多く1年生スキッッパー艇を出そうと努力してくださった先輩のおかげで、もうこれは本当に感謝しかないです。
今年の1年生(と言ってももう新2年になっちゃうけど)、大学入学早々大学校内で授業できず、まともに新歓もなくて(そんな中、ヨット部を選んでくれてありがとう)、ヨット部に入ったはいいもののあんまりホッパーに乗れず、470やスナイプに乗ったのも数回で、それでクラスやポジションを決めてくれって言われて悩みに悩んで決めて、ようやくガッツリ練習できるぞってときに新型コロナウイルスの感染者数が増えてきて再び部活動停止になるんじゃないかってまでになっている。
もうなんなんだって感じだと思う。
僕らがポジションを決めたのは夏で、そのときは1年生だけ江ノ島に行ってワールドカップやプレオリンピックの運営をやったりしているときで、部バイトも結構多くて、ヨット部に入ったんやけどなと思うときもあった。
それでもあまり苦しくなく続けてこれたのは、頼もしい同期だったり、夢を真剣に追って将来とか目標とかを示してくれた先輩方だったりがいたから。
そのとき、先輩がおっしゃっていた中で特に心に残っている言葉があって、
「そういう困難があったり機会が少ないときでも、その数少ない機会をできる限り活かそうと努力したり、教えてもらったことを真面目に聞いて吸収していれば、結果が出るよ」
疲れて集中力が落ちてるときとかによくこの言葉が思い出されて、そのたびに今頑張ろうと気持ちを入れることができて助けられています。
僕らは大学4年間の中でヨットに費やせる時間は1年と10ヶ月しかないけど、
1年生はまだ時間も伸びしろもたくさんあって、ワールドクラスの同期がいて、同期の仲もめちゃくちゃよくて、正直うらやましく思ったりもします。
八景の春合宿は厳しいと色んな先輩から常々言われていて、去年は暖冬なのもあって先輩めっちゃいうわりに全然大したことないやんと思ったり、でもこれは実はえぐいっていうのを連呼することで1年生にしっかりした海着を買わせる作戦なのかもしれないと思ったり、はたまた僕らがホンモノの春合宿を知らないだけかもしれないと思ったり。
春合宿。長くて、寒くて、しんどいなって思うときが1年生誰しも思うときがあると思うけど頑張って数少ない機会を活かして結果出して欲しいなと思ってます。
新3年470スキッパー 高原 諒
次は、ユニバにどんだけいってるんだっていうぐらいユニバ好きの新3年マネージャー赤坂優羽です。
乞うご期待!