東京大学運動会ヨット部

東大ヨット部の現役部員によるブログです。練習の様子、レース結果、部員の主張から日記まで。

やるべき事は、踊ってから。

2021年01月19日 22時26分00秒 | 2021リレーブログ

こんばんは。
お世話になっております、新三年マネージャーの齊藤菜々子です。

緊急事態宣言の発出によって、ヨット部の活動だけでなくあの“風呂サー”の活動も自粛しています。そこで自粛の間の期間限定で“散歩サー”として活動することにしたので、最近は今までよりも歩数を気にするようになりました。


さて、こんな世の中ですが、私が住んでいる横浜市は予定通り成人の日に成人式が開催されました。予定通りといっても、会場は二か所に分けられ時間は四分割されて、式の後の同窓会は行われなかったので振袖を着て散歩したような気分でもあります。
私の区は会場がパシフィコ横浜だったので、みなとみらいを中心に歩き回って写真撮影をしました。やはり横浜の景色は素敵ですね。私は“はまっ子”なので横浜が大好きです!
でも、ふと気がつくと、私の足は遊園地でも赤レンガでもなく海の方に向かっていました。
合宿中は嫌というほど海を見て、とても寒い海風に当たって生活していたのに、合宿がなくなるとそんな海風にも当たりたくなっていました。

海風を感じるとその寒さから合宿生活がよみがえります。毎朝、日が昇る前に起きて炊事場へ向かい朝ごはんの支度をしていたあの日常が。
朝ごはんが終わって出艇を見送った後、片付けのために寒い炊事場で冷たい水に触るためには、覚悟が必要です。(プレーヤーはもっと寒い思いをしているということは重々承知です。)
その時に私たちの代のマネージャーは、ラ・ラ・ランドの曲やディズニーのパレードの曲を流します。そうすると体が勝手に踊りだすので、その勢いでやるべきことを片づけていました。
その様子をたまにプレーヤーに目撃されると、「いつも楽しそうでいいね」と言われます。

プレーヤーのみんなが元気に全力で練習に集中できる環境を作ることが私たちの仕事なのですが、いつも私たちマネージャーはどんな環境でも勝手に楽しんで盛り上がってしまっています。
それはマネージャーのあるべき姿なのか、とたまに反省することもあります。
ですが、
昨年末の練習で、合宿がなくてもプレーヤーの顔を見るためによく練習に遊びに行っていた時のことです。何もできなくて、何の役にも立てていないのに、プレーヤーが「来てくれるだけで嬉しいよ」や「来てくれると元気が出るよ」と言ってくれました。お世辞だと分かっていてもとてもうれしくて、改めてヨット部に入ってよかったと思いました。


長くなってしまいましたが、
つまり、早くいつもの練習に戻って、合宿生活がしたいということです!
あと、新二年生とももっと仲良くなりたいです!


どんな逆境でも楽しみながら、プレーヤーのみんなが十分に力を発揮できる環境を作れるマネージャーを目指します!!

齊藤菜々子


明日のブログは、しばらく会っていない間に余裕で女子と話すことができるようになっていて驚かされた、クルーザー班新三年の萩原です。
お楽しみに!