オリガ・モリソヴナの反語法 (集英社文庫) 米原 万里 集英社 このアイテムの詳細を見る |
私の癖で、本屋へ行くと何冊もまとめ買いをしていまします。米原万里さんの本を何冊か買ってきました。おかげで部屋も廊下も本であふれています。積読です。
今日は、一日家にいたので「オリガ モリソヴナの反語法」を読みました。
スターリン時代からソビエトが崩れロシアになったころまでの話で、だいぶ米原さんの個人的な体験も含まれているのだと思います。チェコへ行く前に読んでおれば少しプラハの町の歩き方が変わっていたかもしれません。でも、まだこの本出てなかったんだよ。
世界中でたくさんの人々が「私の祖国」とうたったソビエト連邦で数多くの人々の命が奪われ続けていたスターリン時代…。
複眼的な見方と柔らかい頭を持ち続けることが求められます。柔らかい頭というのは私には無理ですが、「もちたいな」と思い続けることは可能でしょうか?