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住まいは人権! 一般社団法人協働舎
暮らしを高めるのは福祉制度の充実。
福祉制度の充実には私たち一人ひとりの声

雪です

2008-12-06 | まいにち
広通研の理事会があり朝から東広島へ。瀬野を過ぎた辺りからうっすら白い…
理事会の後、メンバーに送ってもらい広島空港へ
急いで行ったのに 飛行機は「機材到着遅れのため出発が20分遅れます。」だって。
楽天で取った宿は「日中友好会館」でした。ホテルで見ると一泊一万円(もちろん素泊まり)だってエ。

言葉を育てる

2008-12-06 | 読書
言葉を育てる―米原万里対談集 (ちくま文庫)
米原 万里
筑摩書房

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米原万里さんの「言葉を育てる 米原万里対談集」を読んだ。

彼女はロシア語通訳者から作家になり、2006年に亡くなっている。彼女のお父さんは米原昶さん 私が若いころは共産党の国会議員として活躍しておられた。(キリスト者の私の父はなぜか共産党の『赤旗』を購読していましたね。他の新聞は『キリスト新聞』『神戸新聞』『朝日新聞』『税のしおり』(ではなかった 税のしるべ だ)『商工新聞』et etera…ここまで書いていて気付きました。私が本を買い込む癖があるのは父親の影響だ!)彼女のおじいさんは戦前の貴族院議員、鳥取の大財閥です。

2度目を読んだのですが、通訳に関して面白いところがありました。

「全部訳そうとするからできないんだ。わかるところだけ訳していけばいいんだよ…すべてを訳そうとしてはいけない。あまり字面にこだわリ過ぎると、いったい何を言おうとしているのかが逆に伝わらないからです。伝え継げ紀伊身を捕まえる。つまり理解することが必要なのです。」

通訳は「その場に行けばいいだけじゃなくて、勉強する時間が必要なんです。」「通訳者は意味を伝えるところまで責任を持っている。」

さらに言っています。「みんなを代表して聞き、話し手を代表して話し、そして少し離れた自分がいる」

まあ、これだけでは分からないと思うので一度読んでみてください。