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徐勝の東アジア平和紀行―韓国、台湾、沖縄をめぐって

2011-04-18 | 読書
徐勝の東アジア平和紀行―韓国、台湾、沖縄をめぐって
徐 勝
かもがわ出版

こんな本が出たそうです。まだ読んではいません。本屋さんへの注文ばかりが増えていきます…。

次の紹介文は琉球新報です。佐喜眞道夫さんはかつてNPO法人広島県手話通訳問題研究会(手話センターひろしま)が沖縄学習の旅を企画した際にお世話になりました。

 

   在日朝鮮人の徐勝さんはソウル大学校大学院に留学中、韓国の反共法のかどで政治犯として1971年から19年間獄中にいた人である。
  東アジアは冷戦構造の中で台湾では蒋介石、蒋経国、韓国では李承晩、朴正煕と、いずれもアメリカに追従する反共独裁政権が続いた。戦中の「親日派」は「親米反共派」に衣替えし隠然たる力を持ち温存されている。沖縄も冷戦時代から今日までアメリカの防共ラインの要石と位置付けられてきた。そこでは民衆に対する無慈悲な人権弾圧と、国家テロリズムが横行し多くの人々が政治監獄につながれた。しかし冷戦の終結と80年代後半からの長い民主化闘争で独裁政権の解明が進み、政治犯の人権と名誉が回復されてきた。今、東アジアは劇的に変わろうとしている。
  氏は出獄後東アジアの人権、平和、国家暴力を対象とする研究者として今年の3月まで立命館大学の教授も務めた。本書は徐勝さんが東アジア民主化闘争の先頭に立つ人々を台湾に、韓国に、そして沖縄に訪問し、共通の体験を語り合い抑圧構造の解体を目指す旅日記である。その身体的感覚と深い学識から来る探求は、私たちが知らなければならないたくさんの知識と重大な事実を指摘する。
  例えば、沖縄平和祈念公園の「黎明の塔」の前では、戦争終結の責任を放棄し自殺した牛島司令官、長参謀長を顕彰する碑文を当時戦争遂行の中枢にいた吉田茂が揮毫(きごう)しているのを見て「これは戦犯祈念公園ではないか」と指摘するのである。沖縄平和祈念公園が靖国化しているのではないか、という東アジアからの声に沖縄は応えなければならないだろう。そのためには沖縄戦を体験した者として「ゆずることのできない私たちの信条」である「沖縄の心」を思想的にも心情的にも深く胸に刻むことが必要となるだろう。
  徐勝さんとともに東アジアの身近な人々から数多くのことを学び、大切な問題を突き付けられる濃い旅の紀行文である。(佐喜眞道夫・佐喜眞美術館館長)

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今日も お好み焼き…

2011-04-18 | まいにち

朝夕の電車で 新入社員や、新入学生らしき人をよく見かけます。

今日、夕方 駅で電車を待っていた時、隣の二人の会話が耳に入りました。

微分積分などの新しい教科書をたくさん持っておられますがから 多分大学の新一年生でしょう。

「サークルへ入った…」

「サークルへ入ったら 何かエエことあるん? 就職に有利だとか…」

「そりゃ、はっきりとはわからんけど、有利やと思う…」

時代も変わったものですね、 四年先の就職に有利かどうかで 新しくサークルへ入るかどうかを決める???

もっと、大きくいけよ!

と 言いたくなりました。

 

夕方は、広通研のブロック会議があったので、朝出かける前に サバを焼いて野菜を蒸して…妻の夕食は作って出てきました。

で、私は何を食べようか…

 

で、結局 新幹線口でお好み焼きを食べました。これが850円。

ちょっと使いすぎたなあ。

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きちんと正しい情報をみんなに

2011-04-18 | まいにち

今日の読売新聞メール配信は 国内へ向けた国の発表が違っていたことを伝えています。

本当にこの国の政治・行政は 誰の方を見ているのでしょうか?????

原子力発電所がないと 日本のエネルギーは不足してしまう…と伝えてきたマスコミもねえ。問われていますよ。

 

福島1~3号機核燃料、保安院「溶融」と初見解

 損傷とは、燃料を覆う金属製の管が壊れた状態で核燃料が一部露出している場合もあるが、燃料の形は崩れていない。溶融は核燃料が高温で溶け、形をとどめない状態のことを指す。

2011年4月18日20時48分  読売新聞)
 
 
 
こんな記事もありましたよ…

再生エネが10年に原発を逆転 福島事故で差は拡大へ

2011年4月16日 11時59分

 【ワシントン共同】2010年の世界の発電容量は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーが原発を初めて逆転したとする世界の原子力産業に関する報告書を、米シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」が15日までにまとめた。

 原発は、安全規制が厳しくなったことや建設費用の増加で1980年代後半から伸び悩み、2010年の発電容量は3億7500万キロワット。一方、再生可能エネルギーは地球温暖化対策で注目されて急激に増加し、風力と太陽、バイオマス、小規模水力の合計は3億8100万キロワットになり、初めて原発を上回った。

 報告書は、福島第1原発事故の影響で廃炉になる原発が多くなり、新設も大幅には増えず、再生可能エネルギーとの差はさらに開くとみている。

 報告書によると4月1日現在、世界で運転中の原発は30カ国で437基。運転開始から平均で26年が経過し、このうち145基は、2020年までに運転開始から40年を迎える。福島第1原発事故の影響で、40年を超えて運転する原発は限定的になるとみられるという。

 建設中は14カ国で64基。中国などで今後、新たに建設される分を見込んでも、世界の原発の総数は減少するという。

 報告をまとめたマイクル・シュナイダー氏は「原子力ルネサンスで原発が増えると思っていたら、それは間違い。40年を超える運転を認めても、いずれ数は減ることになる」と指摘している。

 世界の総発電量は、石炭、天然ガス、石油などの火力発電が半分以上を占め、原発は13%程度。

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