ちょっと前まで 依存症からの回復への道でよく言われとったことばに
「底をつかなあかんからなあ」
という言葉がおましたね。
まあ、「本人がどうしようもないとこまでおちていかんとわからんから、それまで待っとこ」…ていうやつですわ。
ほいでも、底はみんな違うやろし、底が浅いほうが 回復していくのも早いんとちゃうか。というのが 最近の考え方かな。
白旗を上げるんは 早いに越したことはない。そのほうが命がたすかる率も高い…というわけで。
待っつとくのと ほっとくのとはちぁうで…どこんとこで 早く目覚めて切れるか、気づいてくれるんか…それを援助していくのが仕事とちゃうんかいな ということなんかなあ。底を上げていこう…と。
「やめたい」という気がそんなに強くなくても、プログラムを続けていけば 止められる…こんな研究もありまっさかいなあ。
またまた ほいでも 生活保護費を受け取ったら、2・3日で飲んでしまうて 月末までは入院して過ごす…そんなことばかりを繰り返いし繰り返しやり続けとる方もおってやさかいなあ。それも回復に必要なことやいうてもなあ そこいらへんの見境がいりまっせ。 生活保護のケースワーカーもしっかりせなあ。勉強しようや、なあ。