朝から具合が悪く横になっていたのだが、友人が送ってやるというので 妻の入院先へ行ってきた。
看護士さんに薬の仕分けを教えてもらい、作業療法士さんに家出のリハビリについて教えてもらう…。
家に帰ってみると 中国電力の株主の会から脱原発への支援依頼の郵便物が届いていた。
姜尚中/ト?イツの脱原発・廃炉作業
ようやるワ 中国電力の原発再稼動 世論懐柔イベント 2011年11月11日 掲載 ゲンダイネットニュース
子どもに無料文具、大人にはカニ汁
原発まで約1キロ、膨大な原発マネーで建設された鹿島総合体育館(松江市鹿島町)で「クリエイティブフェスタin鹿島」なるイベントが開かれたのだが、バルーンの写真を見てもハッキリ分かるように「中国電力島根原子力本部」が実質的な主催者だ。
開会式挨拶では地元代表者が「何よりも中電(中国電力)さんに大変なご支援をいただき……」と、メーンスポンサーを持ち上げ、原子力本部長がテープカットに参加して、“原発祭”は開幕した。
入り口ではディズニーキャラクターの文具セット(500円相当)が子どもたちに無料で配布され、「島根原発」ロゴ入り巨大バルーンハウスが子どもたちの人気を集めた。たった50円で原発キャラクター「リッキー」の輪投げ(プレゼント付き)やキーホルダー作りも楽しめ、チビっ子たちは大はしゃぎ。ほどなく「海賊戦隊ゴーカイジャーショー」が始まり、会場は1000人を超える親子連れで膨れあがった。その傍らのプロジェクターでは「島根原発の地震対策」が映し出されていたが、誰も見ていない。娯楽の少ない町だけにゴーカイジャーで呼び込まれた大量のファミリー層は、ショーが終わるや、同時開催の野菜や魚、特産品の即売会へ。カニ汁が無料配布され、大量の餅まきで“原発祭”はお開きになった。
子どもをだしにして原発安全PRイベントとはえげつない。