遺棄致死容疑で父親逮捕…
また痛ましい事件が起きてしもうた。
偶然やろけど、今朝の朝日新聞に ヒューマンライツウォッチの土井弁護士が「親と暮らせぬ子どもたち 施設変調偏重、見直すとき と題したお話の記事が載っています。
「社会的養護」の対象となっているこどもたち(20歳未満)は約4万人、この子たちの8割以上が児童養護施設などで暮らしているが、この比率は諸外国と比べても非常に高い。もちろん施設のスタッフは一生懸命働いているが多人数を育てる施設では共同部屋だったり、ひとりあたりの空間が狭くプライバシーが保ちにくい。また、一般家庭とかけ離れた生活環境で過ごす。特定の大人との愛着関係を築きにくい、施設を出たあとも買い物をしたり電車に乗るといった基本的な生活の仕方を知らずに苦労する。就職や家を借りる際の保証人探しに困ったりする。
施設が変調される背景に、児童相談所が養子縁組や里親よりも施設を優先する実態があるが、児童相談所は人手不足で養子縁組や里親を利用するよりも施設を頼りがち…。どんなに素晴らしい施設でも、平凡な家庭に勝るものはない。
僕は施設がアカンとは思わへんけど、児童相談所がスタッフは少なく、しかもそのスタッフは専門的な教育を受ける環境にないことが多い…と 広島を見ていて思うとります。 そやさかい、前例にないことはますますできへんようになるんとちゃうやろか。 児童相談所スタッフの全国的な自主学習会や児童養護研究会なんかへ行こうとする人もほとんどおりはらへんかったしなあ(今のことは知らんのんで、違うとったら教えてください。)
「児童虐待」がいわれ出して、そのスタッフは増えたようなんやけど、広島の児童相談所はますます内向きになっていきよる。今日の県広報にいつものように知事さんが出てはって「イクメン」をPRしてはったけど、児童相談所を回って欲しいわ。どんな仕事をしよるんかよう見て欲しいと思いますわ。 もちろん児童相談所や養護施設も一生懸命努力してはるんやけどなんせお金が回らなあかんわ。
僕の周りにも ご飯炊いたことがないから 炊き方知らんねん…いう児童養護施設出身者は何人もおられます。
児童相談所・一時保護所の食事はちょっと良うなったやろかなあ…。
今日の感謝⇒暑なりそうやけど、よう晴れとるし風もあるさかい 洗濯物がはよう乾くますわ。
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