知人から電話がかかってきた。
「河合さんは社会福祉士会の会員やったよね?」
「いや長く会員を続けてきたんやけど、色々考えるところがあってやめたんよ、どうしたん?」
知人が言うのはこうだ
「社会福祉士会はこれまで職員の定年が65歳やったんやけど、『4月から60歳に変更したのでそれを超えている人は非常勤として働いてもらいます』と3月に会長からお達しがあったんよ」
なんでも該当者は複数おられたのだが、そのうちお一人は腹を立ててすぐに仕事を辞めたと言う。
定年が60歳のところでも、年金の受給年齢が65歳に上がってきたこともあって定年の延長をしているのに、社会福祉の専門職集団を辞任する団体でこんなことが平気でやられているのだ。社会的地位の向上などとうたってはいるが自ら逆行していると思う。こんなことは理事会で決めたのだろうけど理事たちは何も思わなかったのだろうか?何よりも現場で働いている人の権利を奪っているのではないか?
知人の話はまだまだ続く・・・
「県からの事業委託金が余るので会長の手当やなんかをあげたり役員に報酬を上げて払ったりもしとる・・・」
私は会の中にはいないので事実かどうかはわからない。
でもこんな話が嘘であっても流れること自体がおかしいと思う。
そう言えば僕が以前に所属していた広島県地域福祉センターについても周りの業界から「あそこへはた飲めんわ」と言った話を時々耳にする。
なんのために事業をやっているのかと思ってしまう。