降って来るもの

写真と散文とぽえむ

膿を

2017-07-14 05:30:05 | 

          膿を

 

何某かの加減で

飽和状態になった頭骨の中からは

何も響いては来ない

爛れた神経の麻痺を覚醒させようと

僕は尖った針を刺す

 ひたすら、飽満を抉り出すのだ

其処を、空にする必須に迫られて・・

 

膿が出きった後の器に

一体何が残り

再び、何が移住してくるのかを

しかと見極める為にも

*07/14 05:30:05

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イノチの時計

2017-07-14 05:12:04 | 

        イノチの時計

 

朝毎のように、僕に

キッカケを促すゼンマイがある

その塊の一個分がほぐれる度に

僕の機能の彼方此方から、静かに

鬨の声が挙がるのだ

 

長い長いTOKIを濾過して、僕は

そういう仕組みを手に入れた

 幸いなる杖のように

もしかしたら、僕の錫杖のように

それは

黄昏に一人立つ僕の風景を

空ごと支えてくれるかも知れぬ

 

その音は

僕のイノチと連動し、想いに共鳴し

TOKI の色を変え、深浅や長短を操り

やがて

無の中の有を紡ぎ始める

平凡の中の非凡を

 拾い続けてくれるに違いない

それが

何時しか、僕に寄り添う

発条仕掛けのイノチの時計なのだ

*07/14 05:12:05

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