UTA.ⅩⅩⅩ「僕のUTAが」
様様な音色を織り込み
色色な音階を塗し
各各のmelodyを綯い交ぜ
種種なharmonyをくるんで
僕のUTAが流れる
移ろいの間に間を満たすように
イノチの更新を潤すように
間に間の虚空を埋めるように
零れるイノチを愛しむように
僕のUTAが届けられる
儚いイノチを慈しむように
切ない情感を抱き締めるように
縁の糸を研磨する様に
吐息の虚しさを彩るように
僕のUTAが響く
束の間のイノチの漂泊と連れ合い
束の間の流離を奏でるように
伝聞してゆく僕のUTAよ
01/12 05:33:33 万甫