降って来るもの

写真と散文とぽえむ

満干のUTA.6

2018-01-02 22:33:55 | 満干の詩

                     UTA.6「進退を」

 

立ち止まって振り返ってみると

来た道が遥か彼方まで続いて

それは軈てkuuに消える

 又、振り返れば

ゆく道の直ぐ其処には

通行不可の脚立が置かれて

 何故かの説明さえもない

何事もないように続いているのに・・

 

僕は色々と手立てを模索しながら近づく

 

少し手前の橋を渡って行き先を変えてみるか

 右へと曲がる細道を選んで

山の方角へ向かうか

-来た道を戻る選択は許されないので-

方法が見つかるまで足踏みをしてTOKIを稼ぐか

 誰かを待って

その先の危惧を尋ねてみるのか・・

 

何れにしても

己の全存在を賭けて

其のTOKIが来れば

 進退を決断せねばならぬ

22:52 万甫

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満干のUTA.5

2018-01-02 22:30:23 | 満干の詩

                 UTA.5「其のように」

 

真冬の透き通った川面のその底で

一匹のUOが悠々と生きている

 きっと、寒くは無いのだ

川面が氷で覆われたとて

 きっと、冷たくも無いのだ

 

魚たちは与えられた場所で

 逞しく其処に居て

煩雑な人類たちの喧噪の日々を

じっと見詰めている

 批判などしない

 解説など無用に

 唯、黙って、じっと

 

ヒトの端くれたる僕も

”其のようでありたい”

”其のようにありたい”

 ただ、黙って、じっと

四方を見渡して

 ”必要なことだけを”

 ”必要なものだけを”

 腹の底に置いて

 

ときどき浮上しては、息継ぎをして・・

22:30:22 万甫

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満干のUTA.4

2018-01-02 22:10:21 | 満干の詩

                    UTA.4「漂泊を」

 

ひとつの言葉に遭遇して

突然、其処から

宛てない言語の森の

漂泊を始める

 

何故行くのかも

何処へかも

ましてや

その意味さえ不明の

どれ位の日時や

如何程の月日が要り様なのか

travelに必須の何もかもが

困惑でしかないが

それでも

出掛けるしかない放浪の

-無明の引力に引き摺られて

-無辺の拡がりに吸引されて

否応なしに出立する

 深くて暗いASAが在る

              01/02 22:10:22

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初尽くし

2018-01-02 08:05:33 | 日記

            明けましておめでとうございます!!

ココロに降ってくるものを、ムネを過ってゆくものを、視神経に響く映像を今年もUPして、ブロ友さんと”何処かしら”で繋がりながら此の363日も意味深い、印象深い月日と日時を記録してゆきたいと思っています

よろしくお願いします

 

さてさて年が改まった2018.01/01の初撮りは、既に明るくなって一足早く元旦を刻み始めた風景の、06:52にlensを向けたたりの可もなし不可もなしの空模様を

穏やかに開けた元日。

ブログに「満干のUTA」をUPして、お雑煮とお屠蘇で新年の幕開けを祝ってから・・

初歩きは08:30に。

雲の上ですが、確かにあそこに在ると確信できる「初日」にカメラを向ける

         

年頭の初の気懸かりな事と、多分間違いなく初の慶事になるのは、年を跨いでの心配事で、ウオーキングの度に途中の六地蔵さんに無事の出会いを祈願している、三重の次女の第二子の、僕の”七人目の孫”のこと。何しろ暮れのうちから”子宮口が2,5㎝開いた”って連絡があったものですから。今も一番に浮かんでくるのはその事なのですが、無事に年末のあわただしさの最中ではなく、念頭の穏やかな時間の流れの中での出産になりそうで、先ずはホッとしている次第。

正月初旬の行事と言えば、松の内が明けると自治会恒例の”とんど祭り”があり、前後して”班の新年会がある。中旬になると4世代7人で住む新居の、新年度の始まりと歩調を合わせての完工を目指して、いよいよ”建て方”が始まるのだ。

その前の”如月の初め”には旧友4人で行く一泊の「四国讃岐の金毘羅詣り」が待っている。

未来を楽しみにしながら、どんな哀楽が待っているのか夢想しながら、初めて始まるTOKIが幕を開けた。

ブロ友で居てくれるアナタや、新しく廻り合えるかも知れないアナタにも”365日”の心交をと想いを込めて

今年初になるブログを

2018 01/02 08:05まんぼ

 

 

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満干のUTA.3

2018-01-02 05:33:05 | 満干の詩

                UTA.3「チカラになって」

 

言葉にその人の心が籠っていれば

確かにそれは

 一つの”チカラ”になって伝わる

 

長短や多少やそれから

 巧拙や時間や時期に関わりなく

感得したチカラは

間違いのない強さを秘めて

 あらゆる困難や心痛や辛苦を砕いてゆく

BOKUの心丈夫な懐刀になる

 

想いの通い合う仲間が

ほんとうに同士と想える人が

 一人増えるたびに

ひとりと出逢うたびに

その数の分だけ僕は

力強い味方と

 豊饒をTOMOに祝う歓喜をものにする

01/02 05:33:05

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満干のUTA.2

2018-01-02 05:10:39 | 満干の詩

                    UTA.2「イノチの目印に」

 

誰にも会わないのだ

九十分九千歩を移動しても

ヒトが生息する気配さえ感じられなかった

 僕は唯

たった一人の淋しい旅人のように

無人のjinenを行く

 

同行ZEROで行く虚無僧のように

 その普化僧の持つ尺八のように響きながら

北風に鳴く虎落笛のように詠いながら

僕は唯

penとmemoを持ってひたすら

無辺の宏大を横切ってゆく

 

けれど、若しかしたら其処から

イノチの証の幾許の瞬間の有を

 依り出せるかも知れないと・・

一縷の小さくてでっかい

イノチの目印になる僕のoneフレーズが!と・・

01/02 05:10

 

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