降って来るもの

写真と散文とぽえむ

僕が大事にしているもの

2020-08-15 20:51:03 | 詩21

僕が大事にしているもの

 

順不同だけれど

好きだった歌のカセットテープ

そのヒトの心の色合いで届いた

 長い期間に亙る幾百枚の年賀状

ミスタープロ野球の背番号3に纏わる数多の書物

期日や場所や感情やを

 特定できる煌めきの雑貨たち

僕のinochiを廻る旅に不可欠の

 千枚の写真

それから

夜明け前の青の誘惑のこと

互換したkokoroを宿したままの

 百通の手紙

古里の静寂と静謐とlifeの匂い

蛍と虹と赤とんぼの柔らかな記憶

それから

Personalcomputerに残る縁の足跡

現在進行形の愛しいitoの綾取り

それからそれから

目の前にある宝物のような

 自在に動く十本の足の指

そんな風だから

これだから

断捨離は難行苦行かな~

 

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祷りの朝

2020-08-15 06:35:17 | 日記

 おはようございます! 今日は8月15日、終戦の日。戦禍で国の為に命を捧げた全ての人々への「鎮魂と祷り」の日です。

 その朝の空は雲一つなく晴れ渡り、透き通るようなブルーの空に、星と月が輝く、特別な日に相応しい様相になりました

 三時過ぎに目覚めてしまった僕は、”ぽえむ”にならない詩を一つ書き、それから少しずつ明るさを増してゆく朝の空と一緒に”鎮魂と祷り”の一日の始まりの幾時かを過ごしました。

 広島と長崎の原爆忌、終戦の日。個人的にも八月は、父も母も祖母も旅立ったという月でもあって、僕には何年も前から”鎮魂と祷り”のAugustなのです。

三日月と明けの明星の競演

          

     

意味ある一日で有りますように!!

        08/15 06:34 まんぼ

 

 

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鎮魂と祷りのAugust

2020-08-15 04:50:23 | 詩21

鎮魂と祷りのAugust

 

八月十五日、七十五回目の終戦の日

詩がポエムにならない

唯一の日

 

けれど、繰り返し戻ってきて

鎮魂と祷りの詩を

書かないでは終われない日

 

魂の慟哭が

炎暑の日盛りの風景を

静かに流れてゆく日

 

耳朶に留めて

それぞれの胸で

唯、祷るしかない時間

 

過去があって現在がある

筆舌の哀しみを

慮って祷る八月の空の下

 

安寧は何時でも

崩壊の危機を孕んで

祷りの止むのを待っている

 

集めねばならぬ

その為に払う犠牲と

数多の哀苦の叫喚の鎮魂の為に

ほんものの祷りを

 

愚挙はきっと繰り返す

愚かさは

否応なしに継承する

Homo sapiensの資質

 

それ故、絶え間なく

人々は祷り、忌まわしさと穢れを

愚かなる性癖を諫める

祷りの収斂を計らねばならぬ

 

鎮魂と祷りのAugustのこの一日は

その読経の称名の為に

ただ只管の唱和の為に

置かれる

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