降って来るもの

写真と散文とぽえむ

炎夏の畏怖

2020-08-20 21:41:01 | 詩21

炎夏の畏怖

 

有無を言わせず

全てのものに

平伏すことを求める

絶対的な総意のように

その慄然たる意思

 

kimiは跪いたか?

kimiは慄いたか?

kimiは頷いたか?

 

この底知れぬ

無言の警告を!

峻烈の戒告を!

 

僕は悄然として、唯、畏怖する

 

 

2020 08/20 2:20pm 

気温驚愕の37℃

この地に移住して40年

当に初めて目撃する気温の衝撃

居たたまれぬほどに・・、痛い

その心情の惧れが

一篇のポエムを書かせた

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Type

2020-08-20 13:30:50 | 詩21

Type

 

長さの単位で言えばほんの数ミリずつ

重さの単位で表せば僅か数グラムずつ

深さや広さや大きさの単位では

語弊があり過ぎて例えられないけれど

兎に角

計測できる最小の数値を重ねて

徐徐に醒めてゆくのが理想なのだが

僕は如何やら

その範疇には収まり切れなくて

急に覚醒し

急に不覚になる

ちょっと変種のtypeのようなのだ

 

それで目覚めれば直ぐに直球を投げ

駄目なときは

速やかにベンチに退く

 

誰も彼もと比較して

そうだと断言は難しいけれど

その性癖のお陰で

僕は度々

真夜中の隙間でポエムを書き

夜明け前の蒼に抱かれて草稿を錬る

それだから

僕に限っては多分

そう言うタイプの寝起きが

良し悪しじゃなく

ピッタリで居心地のいい

生き方というものの一篇の語り草になる

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危険な

2020-08-20 07:43:06 | 自然

おはよ! 体感ではもはや30℃を越えたような午前7:30の感覚です。

予報通り、今日も一日”危険な暑さ”というより”危険な熱さ”に晒されそうな気配。

何時もの様に5時前後の夜明け前の空は、月や星に彩られなくても綺麗でしたが・・

夜明け前の蒼と桃色の色合い

     

10分経てば橙が加わる

     

一時間経つと

危険な陽光が巷を席捲する

梅雨明けからもう三週間雨のない八月

ブロ友さんも体調にはくれぐれもご用心をあ、勿論僕もですが

               08/20 07:40 まんぼ

 

 

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無敵のヒト

2020-08-20 05:38:06 | 詩21

無敵のヒト

 

頂きものをすると

必ずお返しをする”ため”という

些かの礼儀の習いが

知らぬ間に身に沁みついていて

その習性が

良し悪しに拘わらず

哀楽それぞれの出来事に作用し

その度毎に

砥石のように

kokoroの感覚を磨いてゆく

 

何れにしても

最善は何時でも思いの他で

その道中の葛藤が

様様の種類の情を錬磨してゆくのだ

 

そうして

その百戦錬磨の修養の糧が

千日回峰の阿闍梨のように

凡庸のその他の中で

際立つ

無敵の人物を創出する

 

僕の自覚では

遙かな高みを歩くヒトだが・・

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