降って来るもの

写真と散文とぽえむ

此の世に在った証を一つ

2024-02-23 06:00:20 | 詩30

 

     此の世に在った証を一つ

 

大それた代名詞や

立派な冠や

輝く名声じゃなくていい

 

活き活きと蠢く律動を一つ

黒々と認めるsoulの一行を

消しゴムで消せない言葉を一個

誰彼に遺言できる晴れやかな一言を

anataに残せる渾身の一声”サヨナラ!”を

inochiまるまるの一筋の煙を

全てを燃やし尽くす喝采の一節を

 

何れの一つでも間に合う

幾つもの銘言は要らない

唯、僕が此の世を生きた証を一つ・・

 

 

     むかし、昔

 

むかし、雲は愚痴を聞いてくれた

むかし、山々は叫びに応えた

むかし、里は情に溢れていた

むかし、野辺に物語があり

むかし、村に様様の唄と踊りがあった

 

昔、町に騒めきがあった

昔、学校に歓声が響いた

昔、先生は怖かった

昔、先生は優しかった

 

その頃、夢は彼方此方にあって

その頃、寂しさなど知る由も無かった

その頃、想い人はたくさん居て

その頃、毎日は弾んでいたのだ

 

むかしは、遥か昔々になった

村や町は静まり返り

学校や先生に活力は漲らない

 

むかしから今へ

時代は次々に変容し

新しさは何時でも

夢と希望の道連れの筈なのに

昭和から令和へ

時代も老いてゆくのか・・

 

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ナミダ

2024-02-22 21:25:02 | 詩30

     ナミダ

 

我武者羅に鼻をかめば

決まって

目から泪が出てくる

悲しくも無いのに・・

 

目頭に涙の欠片が生まれる

感情が

涙腺を刺激しているのだ

何故?かは謎のままに・・

 

大欠伸をすると

両目に涕が溜まる

きっと

乾涸びてきた警告

 

哀楽に寄り添うように

涙腺から分泌されるもの

ナミダ

悲喜こもごもの真実の液体

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猫柳とmizutama

2024-02-22 05:54:00 | 水玉

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 何故かしら3時半に一度目覚める。激しい雨降りの音が耳に入る。まだ早い・・、もう少し眠らなきゃ・・。思えばなかなか思うようには。然れば・・「shutdown」を。

 

     Shutdown

 

思考回路をシャットダウンせよ!!

 

夜中に雨音を聴くな!

 眠りたければ

感覚を逸らせ!

感情の堤を壊すな!

神経の蓋を閉めよ!

 さもなければ

意識は止め処なく漏れて

お前の有無を乱す

 

雨の音に耳を貸すな!

大地の慄きに気を取られるな!

二度と夢現の堰を越えるな!

 眠りたければ

無反応を貫け!

 

如何なるlanguageの誘惑が有ろうと

如何なる一行の附与が有ろうと・・

 

 昨日、工場のアイロン台の前の窓越しに見える場所に植えてある「pink猫柳」が色づいているのに気づくその柔らかそうなモコモコで水玉たちが”隠れん坊”をして遊ぶ

大好きな遊び場なのだ

     

   

  

   

  

  

    

      

          暫く続く、春を招く雨・・2/22 06:13 万甫

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蝦蟇の一足飛び㈥~合点~

2024-02-21 21:04:40 | 詩30

     蝦蟇の一足飛び㈥~合点~

 

あれは全部夢だったか?

それとも、半分は本当?

確かに真実のような気がする

否、否、殆ど嘘っぱち

百%の納得じゃなかったの?

全て了解の出来事だったのに・・

覚悟を決めていたけれど

そんな訳はないんだけど

どうしてだか理由が分からない

実際は不明だ

長々と続くと思っていた

理解できていた気がするのに

酸いも甘いも噛み締めてきたのに

善と悪の勉強もしてきた

有り得ない結末

殊の外の始終

途惑いの終始

 そうなのだ

此の世を亘る間には

命の炎を燃やす間は

合点のいかない事が数限りなく起こる

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マジソン郡の橋

2024-02-21 06:29:49 | 映画

   ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 巷で良く言われる”ニッパチ”、つまり2月と8月の不景気!と云うより🥶ι(´Д`υ)アツィー最中は商売人にとって閑散期。ご多分に漏れず、我が生業も(開店休業)状態に陥って久しいのだが、増え続ける余暇対策として読本だったり、映画鑑賞だったり、ウオークだったりが増えているのだ。

 昨日はその読本をまとめた。今日は最近見た映画のことを

熟年の”奇蹟の4日間”の恋物語

クリントイーストウッドとメリルストリープ

それから、日米の七人衆による刀と銃の活劇

        

それから”勧善懲悪”の気分スッキリのアクション

  

多分、”暑さ寒さも彼岸まで”続くだろう閑散期、まだまだ見る映画は増えそうです( ´艸`)

              2/21 06:42 まんぼ

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アナタ

2024-02-20 21:48:04 | 詩30

     アナタ

 

アナタの空気に触れていると

いつでも

一抹の不安を感じます

 

アナタの心情を思い遣ると

いつでも

一滴のmizutamaが浮かびます

 

アナタの息の音で

いつでも

幸せの量と質が測られる

 

アナタの丸文字は

いつでも

僕の一人を癒してくれる

 

アナタの言葉の贈り物は

いつでも

inochiを明日に運ぶチカラになる

 

アナタの存在は

いつでも

僕のlifeの夢と希望を教える

 

ああ、そうして僕は

いつでも

こんなにも多くのアナタ方と共に有るのだ

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読本Ⅳ

2024-02-20 08:06:07 | 

    ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 予報通り曇り空に霧、何処も彼処も灰色に包まれた風景の暖かい朝になっています。夕方まで””のまま続きそうですが、まだ暖かいのでそんなに落ち込まない気分で過ごせそうですね

市立図書館で借りた本、村上春樹の最新刊(と言っても、もう随分と日にちが経っていますが)「街とその不確かな壁」600頁を越える長編を2週間かけて読み終え返却に行ってきました。

因みに、此れも含めて最近読了した本を

 

  

 

     規則正しく

 

ほぼ連日のように

22時前後に眠りについて

4~5時の間に目覚める

それが規則正しく繰り返されているのだから

その6~7時間がきっと

僕の適正な睡眠時間と言う事になる

 

その量で、その一日

特別の変節も無ければ

取り立てての違和感も無いのだから

時には

その数値が4や5や7や8になるけれど

それは多分、許容範囲なのだろう

 

世の中の出来事は

或いは

個個人の生き様は

そのようにして、規則正しく消化され

特段の異常が発生したとき

新聞やtelevisionで

特ダネとして、大文字で

又は、大声でfocusされるのだ

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Time年表

2024-02-19 21:06:07 | 詩30

     Time年表

 

僕らは、僕ら以外の

そこに多少の

大きい小さいや、狭い広いの違いはあっても

周りに屯する人間の

殆どの営みと無関係に生きている

当たり前のことだが

近しい人の時間割さえ、何も知らない

同胞の心根さえ

無理解に暮らしているのだ

 

同じようにタイムは流れ

変わりなくtimeは移ろい

其処に、何一つの不都合もなく

時の年表は

唯、無機質に三世を亘る

 

その漠然の中で

僕らはコツコツと

それぞれの範囲で息をし

各各に、有機の哀楽を奏でるのだ

 

time年表は永遠

そうして、個々人の様様の年表は

そこに

一回限りのinochiを熟してゆく時の記憶

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Inochi年表

2024-02-19 07:47:21 | 詩30

     Inochi年表

 

僕は僕のイノチを肯定する

僕は、此処までの僕のイノチを全面的に支持する

 

多少の浮き沈みはあったが

幾らかの不平不満は残るが

後悔の後ろ影を幽かに引くが

僅かな痛みの記憶はあるが

 概ね、僕のinochi年表は

書き間違いなく作成されてきた

 

男としての哀憐を学んだ

雄としての雄叫びも挙げた

動物として行動した

人としての哀楽も覚えた

Homo sapiensの生き方を

 幸せに傾きながら習得してきた

 

それだから

豊かなる郷愁に恵まれ

しみじみと愛情のお浚いもできる

幾つもの縁の物語も語れる

 僕は、だから

僕のこれまでの人生に

殆ど不快はないのだ

年表の綴り方に、些かの疑念もない

 

この儘でいい

この儘がいい

特別な秘策は無くても

僕は僕の幸運を、存分に味わってきた

このまま

老いの週末が穏やかであれば・・

inochi年表の”あとがき”が書けるまで

普通を貫ければいい

 

唯一無二の

僕という、数多の僕の集合体の

その集大成のperiodを打てればいい

それが、唯一の未来への希望

それが、残り頁に籠める一握の願望

     2024 2/19 08:08            

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クモマグサ(雲間草)

2024-02-18 08:37:57 | 

  ~~~ヾ(^∇^)おはよー♪ございます

 予報通りどんより鉛色の空に覆われた日曜日の朝8時半デス。気温は10℃を越えるみたいですが、トネリコの葉を揺らすkazeの強さを見ていると、なかなかそんな感じには見えなくて外行きを躊躇している時間帯です。

 為らばと昨日夜に決めていた「雲間草(クモマグサ)」を予定通りUPすることに

普通は(くもまそう)と読んでしまいそうですが(僕だけかな、今までそう読んでたのは・・)、正式には(くもまぐさ)という和名で、その呼び名の由来は※雲に届きそうな高山に自生する!ことや、雲のようなもこもこした葉の隙間から花を咲かせる!ところから名づけられたとのこと

  

    

※クモマグサ  ユキノシタ科ユキノシタ属に分類される小型の耐寒性多年草の高山植物の一種。ヨーロッパ原産で、直径2cm弱の梅に似た花を咲かせる。

  

    

                2/18 08:37 まんぼ

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