花も葉も茎もみな濃い紫色の神秘的な花と出会いました。
調べてみると、ムラサキゴテン(紫御殿)という仰々しい名前でした。
荘厳さすら感じるような、全草の紫色からこの名がつけられたのだそうです。
雌しべの先端部分と花粉の色以外は全て紫色でした。
花のすぐ脇からつぼみがのぞいていました。そのがく(?)も紫色がかった黄緑色でした。
一株の根元から横に広がるように茎が伸びていました。
原産地はメキシコで、パープルハートの別名があるそうです。
花言葉は、優しい愛情、誠実、変わらぬ愛、従順、友情とか。
畑で花を摘んでおられた年輩の女性にたずねたところ、「種が飛んできたのか、鳥が運んできたのか、名前は分からない」とのことでした。
この方は、以前台湾に住んでおられたそうで、台湾でも見たことがあるとのことでした。
そして、何と、「ジュディオングのお母さんと乗馬友達だった」と話されていました。