朝の寺迫公園(安佐北区真亀)は、周辺を含めあちこちでいい香りが漂っています。
甘酸っぱいような、百合の花のような、何ともいえない素晴らしい香りです。
出所はすぐ分かりました。公園じゅうに白い花が咲き乱れていました。アベリアという花でした。
寺迫公園東側の垣根です。歩道を下から上ってきて、素晴らしい香りに出会いました。
白い釣り鐘状のかわいい花が枝という枝の先端に数輪ずつ、全体では無数に咲いていました。
公園の中央にはグランド(野球場)があり、この周りを囲むように植えられていました。
帰って調べてみると、アベリアという名で、別名を「花園衝羽根空木(ハナゾノツクバネウツギ)」というそうです。
その由来は花園のようにたくさん咲き、花後も残っているガクが羽根突きの衝羽根(つくばね)のようで、
幹の内部が空洞なので〔花園+衝羽根+空木〕だそうです。
花期は6月頃から11月末ころと非常に長く、公園などの生け垣に最適な樹木だそうです。
それにしてもいい香りでした。ウォーキング中のたくさんの人々も気持ちよさそうでした。