四季折々

~感じるままに~

茅の輪くぐり

2023-07-01 07:58:08 | 日記・エッセイ・コラム
早いもので、あっという間に半年が過ぎました。
ということなどから昨日、空鞘稲生神社にお参りして茅の輪(ちのわ)をくぐってきました。
半年分のけがれ(気枯れ) を祓い、残り半年の無病息災と家内安全を祈願しました。

茅の輪(ちのわ)



茅の輪(ちのわ)は、名のとおり茅(かや)で組まれています。
茅の輪くぐりは、各地の神社で行われる「夏越祭(なごしさい)」の神事です。
正月からの半年間のけがれ(気枯れ) を祓い、残り半年の無病息災を祈願するという意味があるそうです。

人型祓い(茅の輪の脇に「人型祓い記入所」が設けてありました)



まず人型に記入し、全身をなで、息を吹きかけ・・・

その人型を持って茅の輪をくぐりました。(くぐり方が掲げられていました)

「唱え詞」はむつかしかったので、
「ハラエタマエ キヨメタマエ」のみ唱えながら、①②③とくぐリ神前に進みました。

人型を人型納箱に納めて、お祈りしました。

お祈り後、振り返って茅の輪を写してみました。


空鞘稲生神社(広島市中区本川町3丁目)

私の出生地はこの神社のすぐ近くだったそうです。私にとっては産土神様です。
雨の中でしたが、半年が過ぎるところでお参りできたので、残り半年も元気で過ごせそうです。

ところで、「茅の輪くぐり」は、日本神話に由来があるそうです。
須佐之男命(すさのおのみこと)が旅の途中に宿をもとめ、
貧しいながらも手厚くもてなしてくれた蘇民将来(そみんしょうらい)という人に、
「病が流行った時には茅で輪を作り、腰につけて難を逃れよ」と教えたそうです。
その後、病が流行った時に教えを守ったことで、蘇民将来とその家族は難を逃れたそうです。
昔は茅の輪を腰に下げていましたが、江戸時代の初期ごろに大きな輪になり、
そこをくぐることで無病息災を願い、ケガレを祓うという神事になった。
というのが由来だそうです。 (「日本文化研究ブログ」より) 


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