今日は、二十四節気の一つ、大寒で、一年で最も寒いころとされています。
そんな寒い朝、十月桜がちらほらと咲いている新たな場所を発見ました。
まだ幼木といえるような小さな5本のうち、4本にきれいな桜の花が咲いていました。
国道54号線の新工兵橋と工兵橋の間の右岸緑地です。支柱に十月桜と記されていました。
工兵橋から下流の右岸は、市内屈指の桜の名所、長寿園です。
ちらほらですが、白いきれいな花を咲かせていました。
10月頃から咲いていたのか、咲き殻もいくつかついていました。
つぼみもたくさんついていました。
工兵橋は、原爆の際、損傷が少なかったため、大勢の被爆者が渡って避難していったそうです。
時代は流れ、近くに新工兵橋が架けられ、その上方には新交通システムが走っています。
まだ、幼木の5本の十月桜、大木に育って、次代の人々を楽しませてほしいものです。
工兵橋もいつまでも残していってもらいたいものです。
午後、可部の福王寺のふもとに所用で出かけました。用事が済んで、ふと思い立ち、福王寺にお参りしてきました。標高500m余りの福王寺山山頂近くにあるお寺です。車で近くまで登れるようになっています。初めて参拝しましたが、金堂(本堂)などの壮大さに圧倒されました。
R191福王寺口から、
茶色で表示の道路を車で登っていきました。
4丁駐車場に車を駐車し、
緑色の参道を歩きました。
福王寺まで0.6㎞の表示がありました。
車道を登っていく途中に展望台がありました。可部、高陽方面がきれいでした。
桐陽台・白木山方向も見渡すことができました。
駐車場からの参道は、緩やかな上りで、きれいに整備されていました。
山門が見えてきました。左右に一対の金剛力士像が安置されていました。
安土桃山時代の建築で、福王寺に現存する最古の建築物だそうです。
山門をくぐると圧倒されるような、壮大な金堂(本堂)が目に飛び込んできました。
1977年9月、落雷で旧金堂が焼け、1982年に再建されたものだそうです。
「鎌倉時代初期(828年)に空海により開基されたと伝えられられる」
旨の由緒が記された説明板が設置されていました。
16:00前ころから30分余りの見学でした。
また、日を改めてゆっくりお参りしてみようと思っています。