ニンドウ(忍冬)とツキヌキニンドウ(突抜忍冬)に出会いました。
花はよく似ていますが葉っぱに大きな違いがあります。
ニンドウ(忍冬)、本名はスイカズラ(吸い葛)
道路沿いの樹木に巻きつきぶら下がっていました。
スイカズラ科の常緑つる性木本で、原産地は日本だそうです。
葉がついたまま冬場を耐え忍ぶことから忍冬(ニンドウ)の名がついたとか。
葉は対生し、それぞれの付け根から2個ずつつぼみが出て花になっていました。
ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)
民家の生垣に巻きつきぶら下がっていました。
北アメリカ地方原産の、スイカズラ科スイカズラ属の常緑つる性植物だそうです。
葉っぱを突き抜けて花が咲いているように見え、スイカズラ属なので、ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)だそうです。
突き抜けているように見える葉っぱは、2枚がくっついて1枚になっているのだそうです。
なお、スイカズラ(吸い葛)の名は、古くは花を口にくわえて蜜を吸うことが行なわれたことにちなむとか。
今朝はオオバオオヤマレンゲ(大葉大山蓮華)の花と出会いました。
花びらが純白できれいな花です。独特な形のオシベ・メシベも印象的です。
民家の塀の上から外をのぞくように、やや斜め下向きに咲いていました。
下向きなので、花の中の薄い黄緑色のメシベと真っ赤なオシベがよく見えました。
4枚目の写真のように、花びらはベージュ色に変わってから散るようです。
オオバオオヤマレンゲは、モクレン科モクレン属の落葉低木で、中国、朝鮮半島原産種だそうです。
日本自生種の「オオヤマレンゲ」は、深山にしか育たず、絶滅危惧種や天然記念物に指定されているそうです。
庭木などで咲いているものは、おおやまレンゲではなく、このオオバオオヤマレンゲだそうです。
花は非常によく似ており、この2種は江戸時代から既に混同されていたそうです。
一番大きな違いは、オシベの色で、日本自生種は白地に紅色が少しさす程度だそうです。
どちらの花もいい香りがするとのことです。しかし、今朝は近くのみかんの花の香りが強くて分かりませんでした。
カキツバタ(杜若)が咲いていました。
「何れ菖蒲か杜若(いずれアヤメかカキツバタ)」といわれるようにどちらもきれいです。
今日は両方を見ることができ、違いがよく分かりました。
弁元の白色の目型の模様がカキツバタの特徴です。
こんな池の縁で咲いていました。湿地に生えるのもカキツバタの特徴です
夕方16:40頃写したものです。
今朝ウオーク中にアヤメも写していました。
弁元の網目状の模様がアヤメ(菖蒲)の特徴だそうです。土手に植えられていました。
アヤメとカキツバタは似た花で、見分けのつきにくい花です。
更に、同じアヤメ科の園芸品種のハナショウブ(花菖蒲)もあり、これらは一見しただけではよく分かりません。
一番の見分けは花弁の元の模様だそうです。
弁元に網目状の模様があるのがアヤメ
弁元に白色の目型の模様があるのがカキツバタ
弁元に黄色の目型の模様があるのがハナショウブ
だそうです。
生育場所でも、ある程度判断ができるそうです。
アヤメは排水のよい草原(畑地)に生えるのに対し、
カキツバタは湿地に生え、ハナショウブも湿原や水分の多い草原に生えるそうです。
車である小さな交差点に差しかかったところ、靴を履いたワンちゃんと出会いました。
初めて見た光景でした。違和感は全くないといった素振りでした。
こっけいだったので、内緒で数枚写させてもらいました。
9:10頃でした。
曇天でしたが道路は濡れたりはしていませんでした。
果たして、ワンちゃんにとっては良いことでしょうかね?
以前我が家にもいました。散歩から帰って足を洗う手間は省け助かるでしょうね。
雨降りとか道路が濡れているときは良いでしょうが、
ワンちゃんにとってはやはり自分の足で歩く方がいいでしょうね。
色々な情報を直に把握できるでしょうし、肉球の鍛錬にもなり、健康にも役立つと思います。
と思いながらも、我が家のワンちゃんが生きていたら一度履かしてやってみたい、
と懐かしく思い出したりしたひとときでした。
今朝も雨のやみ間にウォーキングに出かけることができました。
薄暗い状態でしたが、ムラサキツユクサが咲き始めていました。
毎日数輪ずつ咲くようで、大小たくさんのつぼみもついていました。
5:48でした。
ムラサキツユクサの花は、朝開いて昼にはしぼんでしまう一日花です。
天気が悪くても今日咲く予定のつぼみは一生懸命開こうとしているように見えました。
「かわいそうだな」と思いました。
その後今日は一日中雨でした。
雨でも昼にはしぼんでしまうのかと思い、先ほど調べてみると、
何と、雨天や曇天の日には夕方まで咲いているそうです。
決してかわいそうではなかったようです。(花の)命が長くなってよかったようです。