囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

3:11から何を学ぶか?

2015-03-11 22:42:43 | さよなら!原発
今日は、東北大震災後、4周年の日です。テレビなどの特別番組を見るにつけ、その惨状と復興の進まない状況に心が痛みます。
私は、「津浪」は天災、「原発事故」は人災だと思っています。そんな中、特に、福島原発事故には、放射能水のブロックさえ全くできていないの再稼働を急ぐ政府の政策に腹立たしく思います。

政府が進める原発政策は「トイレなきマンション」に例えられ、核廃棄物の処理方法さえない中、核廃棄物がどんどん増えています。
夜、テレビのニュースステーションを見ましたが、核廃棄物の処理に苦悩するドイツ、フィンランドなどの実情を報じていました。



地下いかに深く掘っても、頑丈なはずの岩盤を掘っても、地下水があふれだし、完全に核廃棄物を埋め込むことが出来ないと報じていました。

一方m我が国の政府は、「 原発の高レベル放射性廃棄物(核のごみ)の最終処分場について、国が自ら前面に出て選定を進める姿勢に転換した。」と報じられています。全国どこにも引き受けるところがないので、政府の政治責任で処理場を剪定する と言うのです。

高レベル放射性廃棄物は、原発の使用済み核燃料を再処理した後に出るもので、国内に約1万7000トンあり、原発を動かせば増えていきます。これをガラスで固めて容器に密封し、地下に埋めるのが最終処分だそうです。でも、安全に最終処分が出来ないと言うのが世界の実情です。したがって、引き受けるところがありません。

それなら、政府の責任で場所を選定しようと選定作業に入るようです。

これは、国が最終処分場を選定して、地元の意向にお構いなく作業を進めるとうことです。今、沖縄・辺野古で強権的に進められている新基地建設と同じやり方を意味します。

私は、勿論、こんなやり方に反対です。「人類と原発は共存できない」否、「地球と原発は共存できない」が私の心情です。
原発政策を直ちにやめて、再生可能エネルギーの開発に乗り出すべきだと思います。これが、私が 3:11に学んだことです。




コメント (2)
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