今日は11月23日。祝日法による「勤労をたつとび、生産を祝い、国民がたがいに感謝しあう」国民の祝日です。しかし、今、働く人々の現実はとても厳しいです。
今日の東京新聞の「本音のコラム」の鎌田慧さんの記事です。
この記事によれば、日本の賃金はG7の国々の最低。アメリカの58%の賃金だそうです。
政府主導で「働き方改革」が行われてきました。私には「改革」でなく「改悪」としか思えません。「名ばかり店長」が跋扈し、ダブルワークが当たり前になり、「個人事業主」ということばでウーバーなどの労働者が労働法制の保護対象から除外されています。
私が昔学んだ「労働三法」などという言葉は今や死語のようです。人間は、8時間働き、8時間寝て、8時間は自分の余暇の時間だったはずです。そんな人間らしい生活は、今は全く「夢のまた夢」になっています。
鎌田さんのコラムを読み、働く者の尊厳を守るためには何をすべきか ともに考えたいと思います。