ウクライナは今、ロシアの侵攻で大変なことになっています。
私がウクライナのことを身近に感じたのはやはり1986年のウクライナのチェルノブイリの原子力発電所の事故でした。
そして、その原発事故に合い、その後日本でナターシャ・グジーさん姉妹が音楽活動を始めました。そのおふたりを呼んでチェルノブイリ救援と平和への思いを込めて所沢で講演とコンサートを開きました。
会の名も「平和へのねがい IN 所沢」としました。
コンサートの一環として姉妹と市民有志(市内の合唱サークルなど)で歌ったのが「ねがい」と言う曲でした。
作詞は広島市立大洲中学校3年生有志 作曲は たかだりゅうじ さんです。
その時の写真です。
写真の右端でネームプレートを下げているのが私です。
15年前の2007年4月14日でした。
まさか、ウクライナがロシアの侵攻を受け、しかもチェルノブイリ原発までもロシア軍に占拠されるとは思いませんでした。
改めて、グジー姉妹と歌った「ねがい」の歌詞を思い起こしました。
この歌は世界で歌い継がれ、今では2000遍以上の歌詞がつけられているそうです。
世界のひとたちが「ねがい」の歌詞を実現するために力を合わせて欲しいと思います。
ねがい 歌詞
1
もしもこの頭上に 落とされたものが
ミサイルではなく 本やノートであったなら
無知や偏見から 解き放たれて
きみは戦うことを やめるだろう
2
もしもこの地上に 響きあうものが
爆音ではなく 歌の調べであったなら
恐怖や憎しみに 囚われないで
人は自由の歌を うたうだろう
3
もしもこの足下に 植えられたものが
地雷ではなく 小麦の種であったなら
飢えや争いに 苦しまないで
共に分かち合って 暮らすだろう
4
もしもひとつだけ ねがい 叶うならば
戦争捨てて 世界に愛と平和を
このねがい叶うまで 人類(わたしたち)は
歩みつづけることを やめないだろう