図書館でこの本を借りてきて読みました。
古い本ばかり借りていたので新刊のものを何も考えずに借りました。2024年9月30日発行です。
筆者は、朝日新聞の論説委員 タイトルは「ロシアから見える世界」 サブタイトルは 「なぜ止められないのか」 でした。
ウクライナへの「特別軍事作戦」を始めたプーチン、そこに至る経過も含めプーチンがロシアの大統領にのぼりつめ、長期独裁を続けるまでの軌跡などを知りました。
「牙を抜かれたロシアのメディア」「ワグネルが浮き彫りにした無法国家ロシア」「明らかになった安倍対ロ外交の実態」「北朝鮮にすり寄るロシア」など、どの項目も興味深く読みました。
そして、ロシアのウクライナへの「特別軍事作戦」の行く先です。
ウクライナでは非ロシア化が進み、ロシアの周辺諸国も実質的なロシア離れが加速している実態も知りました。
筆者は、「戦争は長期化し、終わらないだろうがプー チンはすでに敗北した」と述べています。
今後、トランプの登場でウクライナを巡る状況が劇的な変化がもたらせるかも知れません。
でも、この本を読んで私も「プーチンはすでに敗北している」と感じました。
興味をお持ちの方はぜひ読んでみてください。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます