囲碁きちの独り言 Ⅱ

趣味の旅行、うたごえ、囲碁の事や日常の出来事を記録する。

難しい問題=”終末期鎮静”

2016-01-19 22:08:22 | 囲碁きちのつぶやき

今夜、NHKの「クローズアップ現代」と言う番組を見ました。取り扱ったのが”終末期鎮静”と言うテーマでした。恥ずかしいことに私は”終末期鎮静”と言う言葉自体を知りませんでした。
死期が迫っている治癒の見込みのない病人で、しかも耐え難い苦痛に苦しむ方への対処のために鎮静剤をうち、眠らせた状態で最期を迎えてもらう と言うことだそうです。その実際の事例を放映し、現状と問題点を提起していました。

終末期鎮鎮静の行える要件です。



現状はどうか?



ガン患者の方で、在宅で亡くなった方の七人に一人が”終末期鎮静”で最期を迎えたと言います。

でも、”終末期鎮静”に同意した家族、それを実行した医師 ともに、その措置に納得する方もいる反面、一種の自責の念に駆られる方もいるようです。ある意味、死ぬことを”ほう助”する行為ですから当然です。でも、病人を苦痛から解放するという意味で納得している家族もいるようです。

”終末期鎮静”と”安楽死”の違いについても放映されました・



耐え難い苦痛に苦しむガン患者で、在宅の方の事例でしたが、ガン以外の病気の場合、在宅でなく病院に入院中の場合 などわからないこともありましたが、自分自身の問題としても考えておきたいテーマでした。


ネットで調べたら、安楽死を認めている国もあるようです。そして、こんな記事もありました。参考までに。

安楽死、自殺幇助はそれぞれ2種類に分けられる

積極的安楽死:
患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、患者の自殺を故意に幇助してに死に至らせること

消極的安楽死:
患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、または、患者本人が意思表示不可能な場合は患者本人の親・子・配偶者などの自発的意思に基づく要求に応じ、治療を開始しない、または、治療を終了することにより、結果として死に至らせること

積極的幇助:
患者本人の自発的意思に基づく要求に応じ、苦痛のない自殺手段を提供すること

消極的幇助:(尊厳死)
回復の見込みのない患者に対し、それ以上の延命措置を打ち切ることを指す。改善の見込みのない苦痛よりも死を選択するとの意味から、尊厳死とも呼ばれる。
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忙しかった雪の日

2016-01-18 18:33:08 | 日記
朝起きると天気予報の通りの雪でした。



6時過ぎ、いやに静かで、我が家の小さな庭も沢山積もっていました。生憎、今日は、連れ合いを病院に連れて行く日です。



我が家の駐車スペースのある路地です。我が家から表通りにでるこの道は雪が降ると身動きできなくなります。
今までは、雪が降ったら自動車は動かさないことにしていました。でも、連れ合いが病を得て以来、そんなことが言えない事態が起こるかも知れないと思いました。そこで一昨年から冬用タイヤに履き替えることにしました。今冬も12月に冬用タイヤに履き替えていました。しかし、この雪では車が動かせるか 心配でした。

連れ合いの診察は、午前中でしたので朝一番で病院に向かいました。道中の雪道はかなりの積雪で冬用タイヤとはいえ、軽自動車ですので、普段の倍以上の時間をかけて何とか病院にたどり着きました。



連れ合いを病院に届けると、トンボ帰りで自宅に戻りました。95歳の母親に朝食の用意をし、9時頃迎えにくるデイサービスのお迎えに間に合わせるためです。何とか、9時前にはすべての準備を終わらせ、デイの車を待つだけにこぎつけました。
そんなとき、デイの施設から電話があり、「お迎えする各家庭が路地裏が多く、車で迎えられるか判らないので、今日のデイサービスはお休みにします」とのことでした。「やっと準備が出来たのに」とは思いましたが、事情が事情ですのでやむを得ません。

我が家の駐車スペースなど家の周りの雪かきをしました。途中から雨になり、合羽を着ての作業は難儀しました。

一応、車の出入りが出来るようにしたところで、再び病院に向かいました。雪のため診察も混むこともなく、いつも待たされる調剤薬局も空いていました。母親が家でひとりで待っているので、またトンボ帰りです。
何とか、母親の昼食に間に合うように帰ってくることが出来ました。

予定されていたうたごえサークルの練習も中止にしました。

みなさんと同じように、雪に振り回された一日でした。
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みんなで歌った「沖縄を返せ!」

2016-01-17 17:14:02 | 年金者組合のこと
今日は年金者組合の新年会でした。組合員さんの四分の一の100名余の方が参加してくれました。



私たちうたごえサークルは、オープニングに「水仙の花が」「愛に生き平和に生きる」「この星に生まれて」の3曲を披露しました。
私たちの支部の新年会は、毎年喜寿を迎える方のお祝いを兼ねています。
赤飯で祝い、お花を贈呈しました。



代表の方、男女ひとりづつがお礼のあいさつをしましたが、いずれも、人生の重みを感じるとても素晴らしいお話でした。

サークル紹介や訴えたいことなどのお話もあり、とても中身の濃い会でした。
最後に、みんなで歌おうのコーナーでは、私がアコーディオンで伴奏をしました。
10曲程予定したのですが、時間の関係で3曲だけになりました。「手のひらを太陽に」「心はいつも夜明けだ」「沖縄を返せ」でした。
今日17日、沖縄の普天間基地がある宜野湾市長選挙が告示され、24日の投票日に向けて選挙戦が始まりました。「移設条件なしで米軍普天間基地の閉鎖・返還」を求めるシムラ候補の当選に向けて頑張ろうと「沖縄を返せ」のうたには力がこもっていました。

終了後、会場の出たときこんなものがあるのに気がつきました。



「被爆ハマユウ」でした。この会場は今まで何回も使っていますが、初めて気がつきました。会場の、COOPみらいが被爆ハマシュの株を譲り受け、大事に育てているようです。北朝鮮が水爆実験を強行した直後だけに、被ばくハマユウを育てることの重要性を痛感しました。

注:被ばくハマユウのこと

平和記念公園内には、爆心地から2200mで被爆したハマユウの株が、1969年(昭和44年)に鎌倉より移植されています。このハマユウは南区南段原町(広島女子商業高校:当時は、陸軍船舶砲兵団衛生教育隊が駐屯)で被爆しましたが、被爆から1か月後に球根から芽が出ているのを元日本陸軍の兵士が見つけ、自宅の鎌倉に持ち帰って育てていました。
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春を感じて?

2016-01-16 20:45:40 | 囲碁きちのつぶやき
思いのほか、暖かい日でした。そんな日和に誘われて、連れ合いのリハビリを兼ねて市内の公園に散歩に行きました。



ロウバイは満開でした。

梅園の花はまだ蕾でした。でも、この紅梅の木だけは見ごろでした。



園内では、フリマも行われていて、冬の割には人出が多かったです。



冬の感じがないまま、春を迎えるような感じでした。

夜、テレビを見ていたら、台湾で女性の総統が生まれたと報じていました。台湾の主体性を重んじ、中国本土と距離を置こうと言う方のようです。これも一種のナショナリズムかも知れません。

翻って、日本でも沖縄の意思をないがしろにして、政府が米軍基地を今まで以上に押し付けようとしていることに沖縄の人が大反発しています。それさえも無視していることに対し、沖縄の人の中には、「沖縄独立」を夢見る人もいるようです。
世界中で、民族主義、ナショナリズムが強くなっています。多様化した世界観の中で、対話を軽んじ、力ずくの政治ばかり進めるのはよくないと思います。それを怠ると、世界中がますます混乱すると思います。
台湾総統選挙でいろいろ考えさせられた夜でした。
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言い当てて妙「つもり10か条」

2016-01-13 21:25:44 | 日記
新聞を読んでいたら、「つもり10か条」の1,2のことが載っていました。この辺りは、聞いたことがあるような気がします。後の、3以下はどんなことか、ネットで調べてみました。多少、文言の違いはありますが、おおむね、こう言うことのようです。



各項目とも言い当てて妙で、私など当てはまることが多く、赤面しました。誰がこの10か条を書いたか作者不明のようです。でも、なぜか、誰にでもあてはまりそうで驚きました。

もっとも、私など、自分で教養など高いと思っていないので、1 は当てはまりません。
自戒の意味も含めて、今後の生活に生かして行きたいと思いました。
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