私は、「Ingo」と言うネットの無料囲碁対局サイトで囲碁を楽しんでいます。このサイトの特徴は、「ネット版郵便碁」にあります。郵便碁は一手打つと、その結果を郵便はがきで送り、その繰り返しで対局が進みます。従って、一曲の碁が何年もかかることがあります。Ingoと言うサイトは、一手打つとそれをネットで送信します。それを見た相手が次の手をネットで送信します。しかし、このサイトの対局は、リアルタイムでの対局でなく、両者とも自分の都合の良いときに着手を送信すればよいのです。次の手が、1時間後の時もあるし、48時間後の時もあります。最大の特徴はPCの前に座っていなくても対局が進められることです。
今回、私は、モナコの方と対戦しました。当然、時差がありますが、このサイトの対局は時差も関係ありません。
対局した今日の局面です。
左がモナコ公国の旗のようです。赤と白でシンプルです。この国は面積が約2平方キロメートル、人口が、約38,000人で、世界でバチカンの次に小さい国だそうです。
対戦結果は、私の惨敗でした。
自己申告によるハンデ戦です。相手が、4子置いての対局でしたが、172手で私が投了しました。気がつけば私の大石が死んでいます。逆転できそうな余地もありません。とても強い方でしたので、ハンデ無しでも私が勝てる保障はないくらいです。
言葉が通じない無言の対局でしたが、とても楽しかったです。言葉が通じなくても囲碁は打てる=囲碁の素晴らしいところでもあります。