明日に向けて

福島原発事故・・・ゆっくりと、長く、大量に続く放射能漏れの中で、私たちはいかに生きればよいのか。共に考えましょう。

明日に向けて(332)必見!町田からのこどもたちの健康被害?報告。・・・大人の症例もあり。

2011年11月24日 15時30分00秒 | 明日に向けて(301)~(400)

守田です。(20111124 15:30)

明日に向けて(331)より、矢ケ崎さん講演録の連載を始めましたが、1回目の最後に、健康被害?報告として、町田のお子さんの例をあげました。矢ケ崎さんから、情報源が「こどもと未来をつなく会・町田」の方々であるとお聞きし、104件の報告があるとのことだったので、ブログを見させていただいたら、そこにも多くのお子さんや大人たちの「気になる症状」が報告されていました。

低線量による被曝の影響が、政府によって否定されている中ですから、こうした情報収集と公表は、とても重要、勇気あることだと思います。「こどもと未来をつなぐ会・町田」のみなさんに感謝を述べたいと思います。

同時に、できるだけ多くのみなさん、全国のみなさんと情報をシェアしたいと感じて、「明日に向けて」に転載させていただくことにしました。この旨、会の方にメールを送って承認していただこうと思いましたが、なぜか送信ができませんでした。そのため事後承諾での掲載になってしまうことをお詫びします。

ともあれみなさん。この報告と、ご自分自身や周りの方の身に起こっていることと照らしあわせてください。そして似た症状や、気になる症状がある場合は、守田までご連絡ください。情報発信している細かい地名が分かるとありがたいです。こうして市民調査を重ねて、今、私たちの身に起こっていることを市民の手で明らかにし、こどもたち、私たち自身を放射能から守っていきましょう!

*********************

低線量被ばくの可能性が考えられる気になる症状調査★
(2011.10.20~11.16子どもと未来をつなぐ会調査資料)

こどもと未来をつなく会・町田
http://ameblo.jp/kodomotomirai/entry-11069157525.html

■3歳 男 町田市在住
鼻血を頻繁に出す。7月、9月と原因不明(血液検査異常なし)の熱が1週間続く。10月、手の爪が二本根元から剥がれる。その後も数本剥がれる。痛みなし。
311より、飲料水はハワイウォーター。野菜や米もミネラルウォーターで洗っています。野菜は西日本産オンリー。魚、肉、卵、乳製品は一度も摂取していません。外食もこだわっているお店のみです。

■4歳 女 多摩市在住
微熱が数ヶ月続いています。下痢もかなり長く5ヶ月続いています、病院から整腸剤を処方され服用していますが、治りません。口内炎と足の腫れ。発疹、病院からステロイドを処方されていますが治りません。倦怠感というか、すぐ寝転んでぐったり。

■6歳(事故時5歳) 男 町田市在住在園
3/11~3/18 町田市の自宅から一度も外出せず、窓開けず、エアコン入れず、洗濯物も家の中。
3/19~5/3 和歌山県へ避難  5/4~7/25 町田市在住在園
7/26~8/27 和歌山県へ避難  8/28~現在 町田市在住在園
産まれてからこれまでほとんど鼻血を出さなかったのに、3・11後、10回以上鼻血を出しており、そのうちの3回は(5月6月7月)25分から30分間鮮血の鼻血が水道の蛇口を全開にしたように大量に出るのです。仰向けには寝ていられず、トイレに垂れ流しの状態で止まるのを待ちました。今現在、鼻の奥に茶色の膿が溜まり、中耳炎が2ヶ月半続いています。耳鼻科に通い抗生物質など処方され服用し続けています。
8月中旬くらいから10月中旬まで右の耳がほとんど聞こえていなかったみたいなんです。「最近、名前呼んでも、返事しないな~!そういう年頃なのかな~!」と思っていたら、鼻血と鼻水が鼻の奥に固まって中耳炎になり右の耳がほとんど聞こえなくなっていたのでした。やっと、今、治りかけて来ましたが、まだ、薬服用し通院中です。下痢もよくしています。治ってはなりの繰り返しです。

■9歳 男 町田市在住
鼻血3.11以降4ヶ月内に7回立て続けに出た。産まれて初めて。量はタオル一枚濡れるくらい、鮮血

■6歳 男 町田市在住
口内炎が3回できた。3.11後、産まれて初めて。

■9歳 女 多摩市在住
震災後、約2ヶ月間、抜け毛が凄かったです。毎日、朝、洗面所の前は以前と比べ、落ちている毛が半端ではなく、毎日、ブラシには、びっしり毛がついていました。本人も、はげてしまうのではないか?と心配していたそう
です。後日談。当時は季節の変わり目だから抜け毛が多いのかな?くらいにしか思っていませんでした。

■7歳 男 町田市在住
夏休みから、二回 口内炎 一週間程 食事出来ず ゼリーなどで 栄養とる、病院では風邪だと診断、こういう風邪は産まれてはじめて、、、以前から喘息はありましたが、治まっていました、311後から少しつづ酷くなり、11月からとても酷く産まれて初めてステロイドを処方されました。

■4歳 女 町田市在住
三回口内炎 今現在進行中 産まれてはじめての事、、、

■8歳 男 町田市在住
3.11以来、夜中によく鼻血を出し、布団が真っ赤に。ある時は3日間ほど連続で出したことあり。一度は夜中にずっと血が止まらず、ティッシュが何枚も真っ赤になる。そんな症状がなんどかあった。血は鮮明。塊のようなもの
が出た時もある。鼻血がでた時は、東京都の放射線量あがった時やその翌日でした。あの連続して止まらなかったときがそうでした!その前にも2回ほど同じ状況がありました。

■13歳 女 横浜市在住
生理が月に2回ペース5月より

■7歳 男 横浜市在住 町田市通学
熱が1週間下がらず処方された抗生剤効かず。目の下にクマ、充血、9月に入って頻繁に

■12歳 男 相模原市在住 町田市通学
311以降 4月5月、鼻血を頻繁に出すようなる。三日間連続夜になると出た時もありました。 とにかくいつもより、体が疲れるらしく良く寝ていた。寝ている。

■11歳 男 川崎市 町田市通学
前々から気管支は弱く何かあると必ず咳がひどくなります。今回は前回の台風後から喉の調子が悪く咳がとまらない状態に、、、熱はなく元気だが粘膜に異変あり。

■6歳 女 町田市在住
夏頃、生まれて初めて口内炎ができる。鼻血もほとんど出た事がないのに、6月頃連続で出していた。(311より、飲料水はハワイウォーター。野菜や米もミネラルウォーターで洗っています。野菜は西日本産オンリー。外食もこだわっているお店のみです。)

■11歳 男 町田市在住
311後、急に鼻血が増えた。もともと鼻血体質の子どもだが、夏の暑いとき、興奮したときなどに見られたくらいで小学校低学年を境に減ってきていた。現在の鼻血は量も出かたも明らかに異なる。週に1、2度。静かに座っている
とき、就寝中などに突然、血をこぼしたように出る。ティッシュ20枚以上は使う。下痢。おさまったりまた出たりと、波がありながら繰り返している。

■9歳 男 町田市在住
4月の半ばに鼻血。もともとまったく鼻血を出さない子だったので驚いた。鼻血は今、ひと月に数回。回数と量は少ないが、原発事故前とはまったく違う様子なので、何か起きているのは明らか。4月後半にやたらにまぶたが重く
閉じてしまう感じ。昼間の活発な時間帯なのに、目が重く感じるため、何回も目をぎゅっとまばたきし、重さを振り払っていた。同じ様子は6月、8月にも見られた。倦怠感。

■10歳 男 川崎市在住 町田市通学
夏休みに下痢が3週間以上続く。今まで、お腹の風邪なら治りがけに、又は同時に鼻水や咳がでていた。心配になり食事を減らしたり、お粥にしたりしたが下痢だけ続く。1日に20回以上トイレへ。元気ではあったのでホメオパ
シーを与えていた。今も治ったと思うと下痢を3日間ぐらい続けておこす。風邪の症状はない。前回の台風のあとも1週間くらいつづいた。

■6歳 男 多摩市在住
昨年までは鼻血を殆ど出したことなく、一年に一回あるかないか。今年は5月ころから既に5~6回鼻血。ちなみに、3月と8月は東京を離れました。

■4歳 男 横浜市 町田市通園
四月に生まれて初めて鼻血を出す。それからずっと、量は多くないが、月に何度か鼻血が出る。八月中はずっと広島に滞在。その間はすこぶる健康。横浜に戻ってきてしばらくしてから、ずっと今日まで咳や鼻水など風邪や喘息っぽい症状が続いている。薬をもらうがあまり効いている感じがしない。3月16日から4月1日までは都心を離れていました。

■5歳 女 多摩市在住
大量の鼻血がでました。止まらなくて深夜救急に電話したくらいです。花粉症と重なっていたので その時はなんとも思わなかったのですが よく考えたら低線量被ばくの症状だったのかもしれない。アトピーがいつもより酷い。

■9歳 男 町田市在住
アレルギー体質で、もともと季節の変わり目などには寝起きの時間に咳、鼻水が多かったが、4月頃から毎朝、鼻水が出て、咳の頻度も増えた。

■6歳 男 町田市在住
まるきり治っていた、喘息の症状が、ちょっぴり痰が出たりして咳している。生まれてから鼻血という症状を出したことのなかった子が、3.11後に鼻血初体験がありましたね。

■2歳 女 横浜市
頻繁に鼻血を出しています。耳鼻科に行っても鼻の中に傷がなく医者も首を傾げるばかりで、9月位からず~と咳をしていて今、血液検査の結果待ちです。

■5歳 女 横浜市
咳が続き顔にむくみがでる。

■7歳 女 川崎市
9月位から咳が長く続いています。元々気管が弱く喘息とアレルギーがあります。

■6歳 女 町田市在住
もともと鼻血はよく出す子ですが、今年は明らかに多いです。夜中に鼻血で起きることが多く、最近はそれにも慣れ、一人で起きてすぐにティッシュでさっと押さえることができるようになりました。8月5日夏祭りの日に鼻血
をたくさんだし、あとからその日、放射線量が高かったことを知りました。

■2歳 女 荒川区在住
2ヶ月間下痢が続いています。病院から整腸剤を処方され服用していますが、治らず。

■3歳 男 町田市在住
喉の痛みを訴えたのですぐに病院で受診したら、肺炎と診断、入院しました。こんなことは産まれてからはじめてです。

■8歳 女 多摩市在住
もともとよく鼻血を出しますが、4月・7月の2回の鼻血はいつもより多く出てマクラ・シーツが血の海でした。

■7歳 女 町田市在住
3週間ほど微熱がつづいている。朝下がって、夕方になると上がるを繰り返しています。

■14歳 男 町田市在住 東京都新宿区大久保通学
震災後、学校は春休みが終わるまで、休ませていました、3月13-17日、22-26日までヨウ化カリウムを服用。
外出はしなかったです。震災長後から食材は関西以南のものを購入、水はペットボトル購入後、3月末から逆浸透膜浄水器、3月末からアップルペクチンを飲ませていました。弁当(産地を選んだもの)。
9月26日から、校庭で体育祭の練習が始まる。9月31日、体育祭前日、発熱とめまい、気分が悪くなり、早退。学校の養護教員に確認をしたところ、この日に保健室を訪れて早退した生徒は7名。それぞれ、症状が違うため、感染症の可能性は低いと思うと言われる。翌日の体育祭は参加させなかった。
その後は1-2日で回復し、現在は目立った症状は出ていない。但し、4月から身長が1cmも伸びてなく、5kg痩せている。

■12歳 男 町田市在住通学
震災後、学校は春休みが終わるまで、休ませていました、3月13-17日、22-26日までヨウ化カリウムを服用。
外出はしなかったです。震災長後から食材は関西以南のものを購入、水はペットボトル購入後、3月末から逆浸透膜浄水器、3月末からアップルペクチンを飲ませていました。給食(4月から、牛乳と魚介類は除去)
9月27日 鼻血
10月 2日 鼻血
10月12日 鼻血
10月17日 鼻血
目の下にクマ、倦怠感、顔色が悪い。
アレルギー性結膜炎とアレルギー性鼻炎は9月ごろから頻繁に起こる。(アレルギー性結膜炎と鼻炎症状は昨年も同様にありました)
目立った症状は2学期に入ってから出てきています。
毎年アレルギー性鼻炎はもっているものの、鼻血に関しては幼稚園以来久しぶりに連発しています。身長は著しく伸びています。

■8歳 男 町田市在住 町田市の小学校に在学中
7月頃から、鼻血を出すようになった。最近は、落ち着いているが、鼻はただれている。鼻血は7月から10月の間に、10回くらい出ていて、7月が一番多く、3日連続出たり、間を置いて、時々鼻血を出す。という状態。
現在は、鼻の粘膜が炎症しているのか、粘着性のある鼻水が鼻の中に溜まっていることが多く、全体的にただれている感じ。

■8歳 男 町田市在住 町田市在学
気になる症状は、風邪の治りが遅い(鼻水がなかなかとまらない)

■2歳 女児 墨田区墨田在住 墨田区東向島通園
夏あたりに3日くらい連続して夜中に鼻血を出しました。あまり鼻血など出したことがなかったので、ちょっと気になりました。4月には肺炎を煩いました。当時私はまだ放射線の影響について疎く、後になって放射線量が高いとわかった錦糸町の公園で、のんきにお花見して遊ばせていた1週間後くらいの発症でした。

■9歳 男 町田市在住・在学
6月頃から現在(11月)まで青あざが頻繁に出来る。6月~7月倦怠感。
9月鼻血数回、口内炎を繰り返す。
青あざの件で小児科を受診しましたが心配ないと言われました。

■6歳 男 町田市在住・在学
4月:鼻血が1週間続けて出る 5月:微熱が続く、嘔吐下痢、その後食欲不振が1ヶ月半続き、その間は白米と果物しか受け付けなかった。

■7歳 男 町田市在住通学
3月帯状疱疹
8末から咳(もともと喘息でしたが)鼻水10月半ばまで続く9月とびひ
10月末から寒くなってきたからかおねしょがひどいです。

■4歳 女子 町田市在住
6月桑の実を食べひどい下痢(昨年までそんなことはなかった)
9月とびひ・鼻水など風邪症状
10月最近おねしょがつづく
目の下のくま
簡単な尿検査で血が少し混じっているので再検査となってます

■7歳 男 町田市在住通学
原発事故以前は鼻血を出したことがなかったのに、5月以降十数回。出るときは3日連続とか、1日2回とか出る時もある。よく「口内炎がしみる~」と言っている。「子供のくせに 口内炎になるの~?」と笑い飛ばしていたけれど、

■7歳 男 所沢市在住
口内炎がかなり出ています。食生活を見直していますが、未だ減りません。
痛がりませんが、現在は4つ。口内炎はまったくなかっただけに、放射能と関係があるのかと感じます。

■6歳 女 所沢市在住
口内炎がかなり出ています。食生活を見直していますが、未だ減りません。
痛がりませんが、口内炎はまったくなかっただけに、放射能と関係があるのかと感じます。

■6歳 女 神奈川県川崎市
数週間鼻血が止まらず

■8歳 女 神奈川県川崎市
数週間鼻血が止まらず

■12歳 女 神奈川県川崎市 
数週間鼻血が止まらず

■15歳 男 町田在住在校
湿疹をかきむしっているうちにとびひになってしまいました。小さい頃にはよくとびひになりましたが、ここ10年くらいはなっていませんでした。

■5歳 女 町田市在住
7月末から2ヶ月以上咳が続いている。10月になって治まってきたと思ったらまたでるように。8月の夜中は吐きそうになるほど激しく咳込み、何度も起きる。病院で抗生剤、咳どめを処方されるがあまり効かず、原因よくわからず。
食材はなるべく西日本のもの、放射能検査をしているもので気を付けている。

■1歳 女 町田市在住
8月から今まで2ヶ月以上咳がとまらない。寝ている時も咳込み、起きてしまう。8月は呼吸も辛く、吐くことも。同じく食事には気を使っている。母乳も与えている。二人とも今までこんなに咳が続くことはなく、明らかにおかしい。

■8歳 男 町田市在住
7月の半ば頃から末にかけて多い時週に3日鼻血を出していた。
8月に入って以降はほとんど無い。現在(10月末)咳が出ているが、毎年恒例のことなので低線量被曝由来のものか判断が難しい。

■ 4歳 男性 多摩市在住通園
ウンチをして、お尻を拭くと血液がついていることが、事故後五回くらい。
便に混じっていることもある。それまではなかった。お尻が切れているわけではない。病院に行き検査をしたが、ばい菌が出てこない。因果関係がはっきりしているわけではありませんが、事故前には見られなかった症状を書きました。

■6歳 女 多摩市在住
震災後3月21日、市川市から多摩市へ転入。ちなみに3月13日は卒園式でほとんど外出していました。栃木の鹿沼市と言うところで一日過ごして鼻血を出しました。11月始めに尿道炎発症。
症状は311以前には経験したことはありませんでした。
震災時に市川市にいたので、長袖もマスクも強制されず、しかもフクシマからの風をまともに受けただろうという位置ですからダメージは軽くないと思います。

■8歳(事故時7歳) 女 流山市→岡山県総社市(5月~)在住通学
自宅はホットスポットでしたが、5月に母子疎開をしたため、流山にいたのは1ヵ月ちょっとです。
その間にあった娘の体調の変化を書きます。
・事故後すぐ(3日後くらい)避難先の福岡で発熱。39度近い熱。症状は熱のみ。3日ほどで下がる。
・4月末頃から、顔の色が黒くなる。両目のまわり~鼻筋~口のまわり、とTゾーンにクマというか、黒くなりました。
・4月末頃から、遊んでいるとすぐ疲れて、横になるようになった。
*いずれも疎開後、治っています。疲れやすさは7月頃まで続き、疎開先の学校で遅刻・早退・欠席・保健室が多かったです。

■8歳 女 流山市→福岡市
・流山にて(3~7月):
3月下旬より口内炎多発、手のささくれの増加、咳。
5月より(8月末まで)長引く微熱・目の痒み。
6月より、膝の中の痛み数回、鼻の痒み・鼻水、目の痒み・充血・瞼の裏側に膿3回。
血液検査(微熱)・アレルギー検査(痒み)を受けるも異常なし。
7月末、夜中に大量の鼻血(どろ~んとした血の塊を含む)
その他、頭痛、軟便、すねに紫斑、つま先にほくろ状のもの発生、左胸の痛み数回、蚊にさされた跡数か所が直径4cm位に腫れる。
・福岡移住後(8月~):
微熱の回数が減って行き、9月初旬には平熱に戻る。
目と鼻の痒み・頭痛は移住後すぐになくなり、その他の症状も8月中に収まる。
8月初旬に鼻血1回、11月初旬に大量の鼻血(血の塊含む)3回左胸の痛み数回。

■5歳 女 町田市図師町在住 町田市上小山田町通学
夏頃から、口内炎が月に一度から二度できるまた、口のまわりにもポツポツがときどきできる
3.11の日は、実家の静岡県三島市にいました その二週間後からは、ほとんど町田市図師町です

■9歳 女 町田市在住 都立町田の丘学園通学
元々クレチン症という甲状腺ホルモンの病気を持っているので影響が出やすいのかもしれませんが、ここ5年くらい症状が安定していたのに、震災以降値が悪く薬の量が増えました。

■2歳 男 川崎市在住
目やにがひどくなった

■2歳 男 町田市
肌がカサカサになった

■4歳 女 横浜市
鼻血が酷く出るようになった

■胎児 (町田市の助産師の話)
311以降9月10月あたりに出産予定していた方が3人流産・死産しました。
最近、4月5月出産予定の方が3人流産しました。
助産院は数が少ないのでなんともいえませんが。
今まではこんなに続きませんでした。
クリニックの医師も最近多いなあとつぶやかれておりました。
逆子に関しては、311直後2人続き、しばらくして戻りましたが、回りの友達にも「逆子になったんです~」って会話が多くなったようです。

■胎児 40歳代 女 川崎市
出産予定日10月だったのが早期出産でした!三ヶ月も早い出産でした。未熟児でしたが、今は母子ともに順調です。一子二子は予定通りの臨月出産でした。

■40歳代 女 多摩市在住
震災後2ヶ月間原因不明の咳、喉の痛み腫れているような違和感がありました。
頭痛もありました。それまでは頭痛で悩まされることはなかったのですが。
動悸も激しかったんです。それまでは、動悸はたまにありましたが、あのときは異常なほどでした。私は5才のときに心臓の手術をしたので、多少、人よりも弱いです。バズビー教授がセシウムは心臓にたまり、不整脈を引き起こすと最近言っていたのをきいたので。

■40歳代 女 横浜市
倦怠感、めまい、頭痛が続く

■30歳代 女 町田市在住
元々甲状腺に異常があって、ホルモン薬を飲んでいるが、放射線量が高かった時、野外ではくらくらとめまいがしました。

■46歳 女 川崎市
もともと喉、はなが弱い。しばらく喘息から遠のいていたが3.11から喉がよくなく、舌に常に何か薬物のような味があった。5月連休新潟ほとんど石川県の海岸沿いに帰省その際は舌の異変なくなる。夏沖縄に行った際にはまっ
たくなくなった!また台風後、町田市にある学校グランドを掃除した後から喉に異変あり、鼻から大量の鼻水くしゃみ止まらず、その後日夜中息ができなくなり夜間救急に行く。そのあと、土壌検査の際に土をいじり、葉をさわっている、、、その夜からくしゃみ、喉に異変、その後声がでない、、、
いつもの喘息とは違う感じ医者には咽頭炎といわれる。

■43歳 女 川崎市
目が重くなる感じ。昼間の、眠くもない時間帯に、無性に目が重くなる感じがある。以前はまったくなかったことなので、何か異変が起きていると感じる。

■45歳 女 町田市在住
13年位前に甲状腺の炎症をおこした事がある。前回の台風の後、体がだるくて、どうしたらいいかわからないほどの症状。熱は38度くらいでた。風邪かと思っていたが、何かが私の体のなかで起きているのかと思うほど、肩から
首、背中までいたくてだるい日が1週間ぐらいつづいた。娘がある日私の首を触って耳の下あたりに手がきたときに、とても違和感を感じ、自分で触ってみたら、腫れていた。以前、甲状腺が腫れたことがあるので、これが肩や首などの凝り、痛み、だるさを起こしていると納得。
昨日から腫れがひき、体のだるさもなくなった。甲状腺の治療薬はムーンフェイスという副作用があり、経験しているので絶対服用したくないと思っていたので安心したけど、放射能の影響なのかと心配になった。

■30歳代 女 横浜市
数日間声がかすれ出なくなる症状ありました。

■39歳 女 町田市在住
311後、喉の異常、痛み、イガイガが続く、痰がからみ、咳がよくでる。
産まれてから40年近く頭痛を経験した事がなかったのに、酷い頭痛が続く、311前より体温が高く微熱が続く。体がだるい。下痢が起こったり治ったりの繰り返し。

■45歳 男 川崎市
自治会の美化清掃で草むしりなどした、そのあと、家の周りに溜まった落ち葉など二時間以上掃除したあとから咳がとまらない日が一週間以上続いた。

■40歳代 男 多摩市在住
手術で1年半前に胃切除、術後快方へ向かっていたところ原発事故後下痢が増えてしまいました。

■30歳代 女 多摩市在住
白血球数の低下、これは幅があるからたまたまかもしれないけど、今回初めて血液検査で経過観察に引っかかりました。昨年12月4000/μl・今年2月6100/μl→今年10月3100/μl)と下痢の頻度も増えています。

■45歳 女 町田市在住
4月から左側の喉に痛みと違和感。耳鼻咽喉科で診察受けましたがノドに炎症等はないとの所見

■39歳 男 町田市在住
同じく咳が2ヶ月続いている。痰がなかなか治まらない。ひどく咳込むと吐きそうになる。

■38歳 女 町田市在住
震災直後、皮膚に激しいかゆみのあるブツブツが腕、足にできた。
3月4月は外に出ると頭痛がした。今まではほとんど頭痛はなし。

■27歳 男 多摩市在住
血尿 血の塊がでる

■27歳 女 新宿区在住
手足口病が治らず1ヶ月経過

■30歳代 男 多摩市在住
心筋梗塞で死亡

■56歳 男 多摩市在住
検査結果異常なしだったのに数週間後、心筋梗塞で死亡

■40歳代 女 埼玉県赤羽在住
急性白血病 1週間後死亡

■40歳代 女 神奈川県川崎市
肺炎で入院 その後 逆流性消化器炎。通院中

■47歳 女 町田在住
6月くらいに庭の木の剪定をした後、小鼻におできのようなものができました。
普通のおできと違って膿ができず、さわるととても痛かったです。こんなおできは初めてでした。まず、左にでき、それが治るころ右にできました。それらは1週間くらいで治りました。同じ頃、右の耳が時々痛かったです。それも、数日で治りました。マスクもせずに剪定した枝などを抱え込んでいたので、これらは放射能のせいかと自分では思いました。また、9月にひどい唇の荒れと口内炎がありました。

■43才 女 杉並区在住
8月頃から爪が脆くなる短くきっても2枚爪になり、割れたり欠けたりする。

■37歳 女性 多摩市在住
3月に、白目が出血、5月にひどい血尿と膀胱炎→尿がひどく汚れていると言われ検査をしたが、ばい菌が出てこない。10月にひどい口唇ヘルペス。
因果関係がはっきりしているわけではありませんが、事故前には見られなかった症状を書きました。

■65歳 男性 多摩市在住在勤
4月に咳がなかなか治らず、気管支炎。9月に蕁麻疹。
因果関係がはっきりしているわけではありませんが、事故前には見られなかった症状を書きました。

■33歳 男 多摩市在住
ゴールデンウイークあたりからしばらく声枯れが続きました。また10月下旬からのどの痛みがあるみたいです。症状は311以前には経験したことはありませんでした。

■33歳 女 多摩市在住
8月に断乳をして9月10月と順調に生理が来ていたんですが、11月に入ってから不正出血が断続的にあります。
ちなみに、3/20~5月中旬、6月末~9/14まではこども二人は大阪の実家に行っていました。
症状は311以前には経験したことはありませんでした。

■43歳 女 多摩市在住
震災後3月21日、市川市から多摩市へ転入。毎月半分位の期間、口内炎があります。
症状は311以前には経験したことはありませんでした。
震災時に市川市にいたので、長袖もマスクも強制されず、しかもフクシマからの風をまともに受けただろうという位置ですからダメージは軽くないと思います。

■31歳 女 流山市→岡山県総社市(5月~)在住通勤
・事故後、1ヵ月近く続いた下痢
・ほくろが増えた(気がする)
*下痢は、事故後、まわりの大人で多かったです。

■40歳代 男 流山市在住
・事故後、下痢が続く
*下痢は、事故後、まわりの大人で多い

■20歳代 女 多摩市在住 福島でボランティア活動
福島県浪江と飯舘村を1日ボランティアで巡回し南相馬に戻った後、爪が痛みもなく根元からはがれました。

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明日に向けて(331)子どもたちを放射能から守るために・・・矢ケ崎さん講演録(1)

2011年11月24日 00時00分00秒 | 明日に向けて(301)~(400)
守田です。(20111124 00:00)

11月19日に、京都に矢ケ崎さんをお招きして講演会を行いました。あいにく
朝から強い雨が降ってしまいましたが、会場に約200名の方が詰め掛けてくだ
さいました。特徴的だったのは、お子さんを連れたお母さんたちの参加がと
ても多かったこと。親子で一緒に聞ける「子どもスペース」を作ったことも
良かったのだと思います。参加されたみなさま、ご協力をいただいたみなさま、
どうもありがとうございました!

さっそく矢ケ崎さんの講演内容を文字起こしした講演録を作りました。1時間
の内容ですが、中身が非常に濃いので、何回かに分けて掲載しますので、どう
かじっくりとお読みください。私たちが今後、いかなる道を歩むべきかについ
ての示唆となる重要な内容が、説得力豊かに語られたと思っています。

なお読みやすくするために、文中に小見出しを入れていますが、これは矢ケ崎
さんではなく、守田が独自に判断して作ったものです。同じくこの文字起こし
はあくまでも守田が聞き取った内容であること、文責は守田にあることに
ご注意ください。

************************

矢ケ崎克馬講演録(1)

子どもたちを放射能から守るために
-知られなかった内部被曝の実相-
2011年11月19日 

【核戦略の下に隠された内部被曝】

今日は内部被曝について概略的なお話をします。

結論めいたことから先にお話します。内部被曝は、アメリカによって原爆が落と
された直後から、原爆は残虐兵器ではないというために隠されてしまいました。
もう一つ、原爆推進のためにも隠されました。

内部被曝が隠されたと私は表現していますが、科学的に探求して辿りつけなかっ
たということはまったくありません。政治的に、そうしたほうが核戦略にとって
都合がよいから隠されてしまったのですね。

放射線科学を行うものとして、科学という立場でお話しますと、内部被曝という
大きな分野に対して、外部被曝という分野がありますが、この面しか語られず、
内部被曝が隠されています。これでなんで科学が成り立つことができようかと私
は思います。国をサポートする方たちは、これが真実だと語っていますけれども。

原爆を落としたことは誰でも知っていますけれども、それに伴って、内部被曝を
隠してしまったこと、巨大な犠牲者を隠してしまったのだということが、あまり
知られていない事実です。そのことを私はもう一つの核戦争と表現しています。

これを客観的、歴史的に見ていきますと、一つは原爆症認定集団訴訟がなぜ勝訴
したか。国が内部被曝を隠していて犠牲者が埋もれてしまっている。これをちゃ
んと勘定しなければいけないというのが、裁判上の判決であって、事実をきちんと
認めなさいというのが勝訴の原因でした。

第二番目は、隠したのは、アメリカの核戦略のせいであって、科学力不足では
まったくないということです。もう一つに、内部被曝が隠され続けている、この
ことが日本社会の大きな足かせになっています。隠され続けたことをそのまま維
持するということは、世界が、IAEAやICRP(国際放射線防護委員会)、
WHOなど権威主義のもろもろの機関が、ICRPの、内部被曝を隠したままの
体制を維持しようとする、そうした政治体制があるわけです。

これをどのように見るのかですが、こういう体制を自覚的に維持しようとしてい
る人々がいることは間違いありません。もう一つは大学の基礎教育にICRPは
入り込んでいますから、その矛盾に気がつかずに来てしまう人もいる。その場合、
良心的な思考をして、一生懸命に人々のために働こうという意志があっても、結
局ICRPを支えてしまう。そうしたことが身の回りでいっぱい起こっています。
それが今の科学をめぐる悲劇とでもいっていい問題であると思います。


【内部被曝はどう隠されてきたのか】

今までどのようなことをやってきたかというと、たとえば100ミリシーベルト以下
の被曝についてはデータはありませんと言い続けているのですが、100ミリシーベ
ルト以下でも、内部被曝による晩発性障害が起こっているのに、この低線量被曝
を公式記録に残さないことを、あらゆる点でやってきました。原爆被爆者の記述
で。それから常時原発から流される放射性物質で大変な人が被害にあっています。
これもすべて隠されてきました。

チェルノブイリの被害隠しということは、たとえばIAEAという国際組織が、
重松逸造さんという人、「内部被曝などない、放射能のほこりの影響などない」
という科学的粉飾を陣頭指揮された方に、国際調査団の委員長を任せて、「放射
線の病気は皆無である、これからもないであろう、最も悪いのは精神的ストレス
である」というような報告書を出させました。

また実際の被害の切り捨て手段としては、いろいろな国際的な機関が、病気の人
たちを見つけても、放射線の影響は認められないということで、一切、切り捨て
てきた、こういうことに現れています。

放射線影響研究所という機関があります。アメリカのABCC、原爆傷害調査委
員会を受け継いで、日米で運営しているものですが、そこが福島の事故の後に、
長期にわたって健康被害をすると言っていますが、ここは、放射線の被害者は皆
無であるという結論を出しかねないところです。

私が懸念しているのは、例えば福島市でホールボディカウンターをたくさん買っ
て、市民の健康調査をすると言っていますが、これの検出限度値が、非常に高く
設定されていることです。この検出限度値の10分の1ぐらいの限度で測れば、ほと
んど全員が被曝していることが分かるのに、10倍程度の値で検出限界としている
ものですから調べる人ごとに、全部ND=不検出という判定がでますね。このよ
うに測定をめぐって現実が無視される体制が作られる可能性が非常に大きくあり
ます。私たちは市民の目線で、被害の実態を確認していく必要があります。

もう一つは、国の姿勢が原発会社の都合を優先して、徹底した棄民の政策を行っ
ていることです。非常時体制ということで、すぐに被曝限度量を1ミリシーベルト
から20ミリシーベルトに引き上げてしまいました。安定ヨウ素剤は、いっぱい蓄
えていたにもかかわらず、とうとう国の施策としては投与しませんでした。

またいわゆる規制についても、全部、市民の健康を考える基準で国はやっていな
い。国と原発会社の都合を最優先し、責任が一番小さくなる数値や形を出してい
ると思います。

今は結論を先に言ってしまったので、みなさん、唐突に思われたかもしれないと
思います。これからその内容をお話したいと思います。


【内部被曝研究会の立ち上げに向けて】

今、内部被曝を本当の科学として確立していこうという有志のものが若干おりま
す。今までの放射線学を、被害者切り捨ての道具から、科学として確立しようと
努力しています。大事なことは、一部の科学者がこういう運動をしても、市民の
方々から本当に科学としてきちんと見ろという声がないと、私たちの健康を守る
ことすらできないというのが日本の現状ですので、ぜひ一緒に、市民の方たちに、
主権在民ということで、ちゃんと知識を持って、訴えを行っていただきたいし、
私たちとともにやっていただきたいと思っています。

内容は、今までの歴史から振り返って、被曝を見る目を政治支配から確立する、
科学らしい科学、被曝のまっとうな科学を確立することです。その場合、命を守
るということを学問の基礎にしたい。これが私たちが、早いうちに市民のみな
さんと確立していこうとしている内部被曝の研究会の構想です。市民と科学者に
よる内部被曝研究会で、来年の1月ぐらいに旗揚げができたらと思っています。
どうぞ一緒に力を合わせて頂きたいと思います。お願いします。


【広がる深刻な健康被害】

具体的な被曝の話に入る前に、あちこちで明らかにされている現状をご紹介しま
す。町田市の現状をスライドに書いていますが、3月11日以前に、鼻血など出した
ことのない6歳のお子さんが、3月11日以降、水道の蛇口を全開したように大量
に鼻血を出す、これを何回も繰り返すということが報告されています。下痢もよ
くしているそうです。

さらに、「町田市の子どもと未来をつなぐ会」の調査では、鼻血、口内炎、抜け
毛、充血、生理異常、気管支炎、下痢、咳、皮膚斑点、微熱、食欲不振などの症
状のある子どもの話が、3週間あまりの調査の間に、104件、寄せられたそうです。

東京の子どもさんで、親が気になって検査を希望した方のうち、70~80%のお子
さんからセシウムが検出され、内部被曝が確認されたことが報告されています。
福島ではホールボディカウンターで、ほとんど被曝はないという結果が出ていま
すが、こちらの方は尿の検査で非常に丁寧に行っています。

そういうきちっとした値が検出できる丁寧な検査を行えば、検査した人の80%ぐ
らいまで内部被曝が見つかるのが東京の状況です。ですから私たちが被曝を考え
るときに、東日本全域で考えて、内部被曝をプロテクトすることが考える必要が
あります。とくに食事を通じての被曝をしないように、態勢をとっていくことが
とても大事になっています。

続く
コメント
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